自社技術の用途開発ヒントは、お客様から教えてもらえることが多い。
ドラッカーも言うように、
1.予期せざる成功
2.予期せざる失敗
3.予期せざる出来事
4.予期せざる要望
5.予期せざる外部環境の変化
を日常業務で見逃してならない。
アンテナを張ると、高確率で「ピーン」とくる。
「そんなの関係ねー」という芸があったが、「そんなの関連ねー」と思っていては、大事なヒントを逃すことになる。
目に見えているもの、聞こえているモノを自分の関連する分野に、当てはめて考えてみる。
それぞれの業界には、摩訶不可思議な慣習がたくさんある。
とりあえず、破壊してみよう。どうして、あれができないのか、これができないのか?疑問に思うことがたくさんある。とりあえず、周りの意見は話半分に聞くと良い。
やりきってもいないのに、「あれは、こうだからダメ」論に多くの人が前に進むことをやめてしまう。
逆に、世の中を変えるアイデアは、批判から始まる。批判が多いほど、チャンスだともいえる。アンテナの張り方が各自違うため、見えている世界が違うからだ。
そもそも、疑問に思った事は、自分で一度やってみることだ。隠れた用途を見つけてあげて、業界に新しい風を吹き込んでほしい。
全世界に、あなたから見いだされることを待っている、新用途さんたちが、今日も、「僕は、私は、ここだよ」と、ささやいている。
目や耳を大きく、見開いてほしい。
イノベーションを起こすヒント
ミルキヅク