人生は、40代ごろには、取り戻せないほどの大きな差がついている。
突然、差がつくことはない。
日々のちょっとした微差の積み重ねが、大きな差を生む。
最初は、同じように見えていたのに、最後は、まったく別のモノになっている。
プラネタリウムの投射機とそのスクリーンをイメージしてほしい。
投射機側の、星と星の距離は近い。
しかし、スクリーンで投射されると、その距離が離れる。
遠くに行けばいくほど、投影機側の本の数ミリの距離間が無限大の広がりに変わる。
「遠くに行ほど」とは、言い換えれば、未来図やビジョンのことである。
どこをみて、歩んできたかだ。
例えば、2人の美容師がいる。
カットする姿は同じように見える。
しかし、10年後…
片方は、「美容師さん」と言われ、もう一方は、「美のカリスマ」と言われる。
新人の時は、同じように髪を切っていたのに、提供する価値がまったく別のモノになっている。
片方は、ただ髪を調整し、もう一方は、お客様の「美」を追求した
美容師という職業なのに、美の魔術師と言われる。「はさみ」は美を彩る脇役に過ぎない。
どこを目指して歩み始めるか。
遠くを見ることが大事だ。
遠くを目指すためのツール:理念実現書
ミルキヅク