多くの人が、自分で勝手に作った世界観の暗示に取りつかれている。
ミルキヅクも、 ルーブル美術館に行って、気づいたことがあった。
「フランス革命」と聞くと、すごく厳粛なイメージがする。
しかし、美術館に展示してあった、絨毯の絵を見た時、「あ、なるほど、時代は、もっと緩いな…」 そう、感じた。
どう考えも冗談混じりの絵柄が絨毯に描かれていたのだ。
本当に、厳粛な時代なら、絶対、そんな絵柄を入れるはずはない。絵を見て、「クスッ」と笑ってしまった。
学校の一方的な授業だけで、フランス革命時代の勝手な世界観をつくってしまっていた。
ところで、芸能人にはオーラがある、なんていうが、これも、同じ話だ。
オーラがあるか、ないかは、自分が勝手に構築した世界観による。
Aさんにとっては、オーラがあるように見える芸能人でも、Bさんにとっては、一般人と同じ。ということは、よくある。
自分で勝手に作り上げた世界観を今一度、整理しなおしてみよう。
目をよく見開いて、柔軟に見聞きするためにも…。
ミルキヅク