「夢」や「希望」という言葉は、比較的、平均年収が低い業界で連呼されていないだろうか。
労働者を繋ぎとめる言葉が、「夢」や「希望」なのかもしれない。
「夢」や「希望」とアピールしていた会社が倫理観が無かったり、不道徳を行うことも多々ある。
なんだかんだ言っても、結局、人間関係がよいところ、上司が素敵なところ、給与、待遇がよいところ、休みが多いところへ人が流れていく傾向がある。
最近は、「努力」という言葉も、うさん臭いという風潮になってきた。
もう一度、大人たちが、夢や、希望や、努力という言葉の使い方を見直さなければいけない。
安易にそれらの言葉を振りかざすと、「うさん臭さ」が増すだけだ。
夢や希望に振り回された若者は、より、うさん臭さに敏感になる。
もちろん、純粋な意味での、「夢」、「希望」、「努力」は、いつの時代も必要だ。
価値ある言葉を、 離職率を下げるため経営のツールとして使ってはいけない。
特に経営者や社長は注意されたい。
ミルキヅク