ふと、油断をすると、「できない」発言をしている方にまわっていることがある。普段は、よくできる営業マンが、「ああだから、できない。こうだから、できない」という。
珍しいと思いながら話していたが、「ああやったらどう?」「こういう成功事例もあるのでは」と、できる方法のみで、こちらが返答していると、
ふと、我にかえって、気がついたように、「やはり、やれる方向で考えないといけないですね」と言う。
「できない」という言葉は、次がない。「できない」という言葉は、生産性がない。
世の中にある、多くのモノは、誰かの「できない」発言を乗り越えたモノだ。
そして、それができてしまった時、できない発言をした者の肩身が狭くなる。
「できない」と言ったら、それで終わり。世の中の毎日の進化は、常に、あきらめずにやり続けてきた人の粘り強い行動の成果。結局、やるしかないのだ。
ただ、そもそも、のめり込んでやる前に、「本当にやる必要があるか」これも、一番最初に行うべき、大事な問いである。
「やる必要もないこと」を、できるできない議論をしても仕方がない。
ミルキヅク