情報共有という言葉があるが、
本当の意味で、心から共有できるのは、
誰よりもその事に真剣に取り組んでいる人
誰よりも挑戦し失敗して深く傷つき体感した人
である。
そういった、者同士しか、
情報は共有されない。
会社が望む情報の共有とは、
むしろ、そういった「暗黙知」に近いものだ。
よく、
メールのCCで、
少しでも関係ありそうな人に、情報共有する風潮もあるが、
それはもはや情報共有でなく、情報拡散だ。
「情報共有」という害に侵されている。
情報を拡散すると、それを「読む」という作業に
多くの時間がとられてしまい、
会社でもっとも重要な、「付加価値創出行為」ができなくなる。
「前に、メール送っておいたよね」
「ちゃんと読んでないの?」
は、むしろ邪道である。
本当に大事な情報は、
メールでは共有されないし、できない。
そう思う。
ミルキヅク