【最終更新日 2017年1月19日】
「モノを作る事より、売ることの方が2倍難しい」と言われる。
感覚的には、正しい。
世の中は、よいモノで溢れている。
だから、企業は広告に力を入れる。
広告会社も儲かっている。平均年収も他業界に比べて高い。これは、商品サービスの「認知無くして売り上げ無し」を意味している。
口コミを期待する手法もあるが、ソーシャルネットワークが確立していても、それほどスピーディーに物事は進まない。
なぜなら、そもそも人は怠惰で口コミすらしない人が多いからだ。
また、口コミ情報を聞いても、上の空で聞いているか、一瞬いいなと思っても、忘れることがほとんどである。
たしかに、ソーシャルネットワークツールで、情報は拡散されやすいので、逸品は一気に広がる可能性はあるが、ブームで終わることが多い。
古い広告手法でも成果は上がる
最近(2015年7月時点)のCMを注意深く見ると、売り込み型より、ストーリー展開の共感型が多い。
どこの会社のCMなのか最後の最後までわからない時がある。ただ、そのCM自体に共感し、強く記憶に刻まれる。
新しい広告手法といえる。
しかし、多くの企業では、少し昔で効果のあった広告手法ですら実行できてない。
広告メディア界的には古い手法でも、お客の心に突き刺さるキャッチフレーズで仕掛けてくる会社は、まだまだ少ない。
いつもありきたりなうたい文句ばかりだ。
ターゲット目線の鋭いキャッチコピーを作成する技術
ターゲットを間違えることなく、そのターゲット別に、ターゲット視点からみて、
「そうそう、よくわかってるね!」
そう思ってもらえるキャッチフレーズで引き合いを得られる可能性は多々ある。
広告コピーの作り方は、谷山氏の本が良本だ。
キャッチコピーといえば、感覚的に作っているように思えるが、よく熟考されて意図的に作られている場合が多い。
下記の情報も、わかりやすくまとめられている。
「Rules of success の人を動かすキャッチコピーの作り方」外部リンク
何度も練習を繰り返して、ターゲット顧客からのフィードバックを得てほしい。
けっして、ターゲットとは関係の無い人の意見に惑わされてはいけない。
「伝え方が9割」も有名だ。
キャッチコピーの型があるので、まずは、それに当てはめて練習することで、精度のよいキャッチフレーズができるようになる。
さて、ターゲット別にキャッチコピーを整理する表を作成した。
参考にしてもらいたい。特に、営業マンに一度書かせると良いだろう。思考が整理されるはずだ。
多くの企業の広告を見ていると、企業目線が多い。客観的に企業広告を見られる人が社内にいないことを表している。
誰もが自分や自社の製品サービスには盲目になりやすい。そのことを強く自覚していることが大事だ。
顧客の使い方を見たり、考えている事を聞いて、はじめて、「はっ」と気づかされることが多い。そこに本当の意味でビジネスチャンスは隠れている。
下記の整理表は、一端、冷静になるツールでもある。
ターゲット別キャッチコピー整理表のイメージ
ターゲット、あってますか?
広告で成果を出すには、ターゲット選定が重要だ。ターゲットを間違えると、どれだけすぐれたキャッチフレーズも心に響かない。
購入してほしい1人(1社)のイメージを具体化することだ。
しかし、その当たり前のことを忘れて、キャッチフレーズに没頭することが多々ある。
没頭しても良いが、定期的に、冷静な目でみる時間を取ることも必要だ。
こうしてまとめた顧客目線の切り口やキーワードは、そのまま下記の媒体に活用できる。
- チラシ
- ホーム―ページ
- ソーシャルブログ
- 営業トーク
- 営業名刺
蛇足
野球投手の大谷 翔平さんが利用している夢実現ツールとして9x9のマトリックス図が紹介されていた。
これは、マンダラチャートとも言われるモノだが、それをSEO対策に応用して使っている人も多い。
*9x9のマトリックスのオリジナルは、クローバ経営研究所の松村氏が考案
これらのキーワードをホームページやブログに「意図的に埋め込んで」、ブルーオーシャン的キーワードを作っていくのもよいだろう。
ちなみに、ミルキヅクの場合は、「理念」という言葉を意識して使っている。
次のワード集は、オリジナルワード(ブルーオーシャンワード)としてブランド育成したいと考えている。
- 理念番号
- 理念実現書
- 理念人検索
- 理念作成所
- 理念モール
- 理念育成トレーナー
- 理念実現書作成セミナー
- 理念新聞
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ミルキヅク