人を説得するスキルを磨く人が多い。
プレゼンテーション力も、そのうちの一つだ。
しかし、プレゼンテーションは、人生でも数少ない。
むしろ、ほとんどの人は、聴き方を鍛えるべきである。
聞く力を鍛えると話す力も獲得する
仮に、話手が人類の生死を揺るがす重要な情報を持っていたする。
その話手のプレゼンテーションが下手くそで、何を言っているか伝わらなかったとする。
プレゼンテーションが眠たいからとか、つまらないからという理由で聴かなければ、極端なこと言えば、人類が滅亡する。
この話、経営者や社長にも同じことが言える。
たとえば、ある従業員が、会社に莫大な利益をもたらす情報を知っていたとする。
その従業員はプレゼンテーションが苦手でモノの伝え方が下手くそだったとする。
社長が、その従業員の話しを十分に聞かなかったため、大きなチャンスを逃すということだ。
話し方が下手だから、聴く耳もたなかったでは済まされない。
伝える力よりも、聴く力鍛えるべきである。
聴く力とは、相手が誰であれ、その人の真意を聞き出す力のことだ。
これは、重宝されるスキルだ。
人の話を聞く力~リスニケーションのすすめ
さらに、話すことの根本的な目的が「説得」であれば、
「聴く」達人は、話手を逆に説得させてしまうのだ。
そういった聴き方の事を、リスニングとコミュニケーションと合わせ、「リスニケーション」と名付けたい。
人生において、人の話を聞く時間の方が圧倒的な多いのだ。
そして、聞き方が下手くそで大事な情報を逃している人が多いのだ。
話しの途中で話をさえぎって自分の意見を主張する人も多い。
そこで、相手が持っていた重要な情報を得る機会を失う。
聞く力を鍛えるトレーニング~リスニケーションのコツ
リスニケーションのコツは
- 相手の全体をよく見る
- 自分の価値判断は一度外す
- 思ったことはすぐに話さない
- 言葉尻でなく、真意を知る聞き方をする
- 批判的、否定的な事は言わない
- よく頷き、微笑む
- わからないことは聞く
- 鋭い質問を要所でする
聴き方をマスターすると、話し手から思わぬ宝話をゲットすることがある。
次のフレーズを獲得できたら、あなたは、聴く達人に近い位置にいる。
「こんな事、今まで一回も話したことなかったけど…」
よく人の話を聞きもせず、屁理屈をこねくり回す人がいるが、論外だ。
もったいない。
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