広報会議2015年11月号に『総合誌&専門メディア 編集長100人』という雑誌がある。
この雑誌はとても参考になった。
というのも、この100社は、情報収集の達人集団である。
また、情報が広報によって集まってくるところでもある。
一人で、情報を集めなくても、これらの100社が情報収集のプロだ。
十分活用してほしい。
また、これらの雑誌は、
「誰に」、「何を」というミルキヅクが「戦略」と考える部分が明確である。
編集社であるがゆえに、その表現も、的確で鋭い。
また、面白い。
この100社に集まる情報のキュレーションを広報会議ができるだろう。
情報とは、人のアクションを拾い上げること。
編集社は、情報に付加価値を出し、命を吹き込むこと。
雑誌の中にあった、OZmagazine 古川誠氏の次の発言は、とても鋭い。
「検索できないけど、人が潜在的に感じている興味」を言語化して、可視化していくこと。
これは、編集社に求められる、付加価値の高い行為だ。
社長は、この100誌全部に、一度は目を通してほしい。
過去のバックナンバーでもよい。
年に1度は、各雑誌のバックナンバーを検索し、興味があるものは購入して情報収集をしてほしい。
その行為は、いわば、社内の情報収集エキスパートが編集した良質の情報を、一網打尽に社長の脳へインプットすることだ。
それらの情報を応用、結合、発酵させるのは、社長自身の力である。
事業に役立つ切り口が必ず見つかるはずだ。
ミルキヅク