【最終更新日2017年3月21日】
「お困りごとございませんか?」という営業トークがある。今でも、8割の営業マンは、上記フレーズを使っている。
昔はこれでよかった。
ところで、人工知能が本格的に導入されると、営業マンは、自らの存在意義を強く考えるようになるだろう。
営業マンであるための最強の1フレーズ
次の問いは、営業マンの存在価値を再認識し、人工知能と共存できる自問自答フレーズだ。
丸一日かけて自問自答してほしい。営業会議でみんなの意見を出し合うのもよいだろう。
「この世から、すべての営業マンがいなくなったら、世の中はどうなるか」
できる営業マンが近くにいたので、同じ質問をしてみた。
営業マンいわく、
「営業の僕がいうのも何ですが…とくに大きな問題は起きないと思います」
と。
ミルキヅクも、同感だ。
受発注体制があれば、特に問題はない。
営業とは?
営業を突き詰めて表現すれば、GDPの取り合い活動だ。
つまり、日本では500兆円のお金が動いているが、このお金が同業種間で、時には、異業種間で、移動しているが、その動きを担っているということだ。
営業がいなければ、GDPが大きく動かないだけだ。
そういった意味で、GDPの6割を占める消費活動の一翼を担っているともいえる。
営業マンの本当の価値は
さて、営業マンは、本当にGDPのお金の動きを担っているだけだろうか?
確かに、頑張っている営業マンがたくさんいる会社にお金は集まる傾向になる。
営業マンとは、ビジネススーツを着た、典型的な訪問営業の事を言っているのではない。
営業はモノを売る人のことだ。
モノを売る人の定型的なフレーズが、「何か困ったことありませんか?」だ。
昔は、そのフレーズでも存在価値はあった。
しかし、現代は、「xxなことでお困りではないでしょうか」と、相手のニーズを先取りして、喚起させる力が必要だ。
まだまだ大半は、「何かお困りごとありませんか」営業だ。
それすらできない形だけ営業マンも多い。
何をしに来たのかわからない営業マンも多い。
人口知能は、人の真意が読めない?
人工知能は、データを分析するのは得意だが、想像力を働かせて仮説する力は苦手だ。
人の発言には、裏の心理がある。表面上の情報だけ集めて、データ分析しても、結論を誤る。深い洞察力が必要だ。
鋭い切り口で、お客と対話できるよう、営業マンは。人の気持ちや動きを観察して世の中のデータと照らし合わせながら、ギャップを見つけだすことだ大事だ。
違和感を感じる力とでも呼ぼうか。
営業マンはクレーム対処屋か?
ある営業マンは、この自問自答で、何かクレームがあった時に対応できることと言った。
営業マンは、クレーム対処屋か?
クレームを対処をせずに、売上を伸ばし続けている会社や業態はあるか?
これは、実際にある。
戦略上手な会社は、クレームが続いても、製品が売れ続ける。
逆にクレームが無いのに倒産する会社もある。
むなしい人生を送らないために
俺の営業人生は何だったんだ…と後悔しないように、じっくりと自問自答してほしい。
各種、評価の高い書簡もでており、これらと合わせて、今からの時代は、もっと深堀をした営業活動が要求される。
お客へのお役立ちは当たり前として、さらに付加価値を高めたい。
ヒントは、進化した御用聞きだと考えている。
進化したという形容詞を各自が自問自答するとよい。
進化した御用聞き営業のヒント
強く必要とされる営業マンになる参考ブログ
その他、人工知能が勃興しても営業マンとして生涯現役を貫けるヒントになるブログを紹介したい。
ミルキヅク