あなたの仕事は何ですか?
あなたの仕事は何ですか?と言われて、即座に答えらえるだろうか?
これが、即答できる人は、わかって、仕事をしている人だ。
立場によって内容は変わる。
「うーん」唸った人は、頭の中が整理されていない。
あっちにも、こっちにも、手を出し、力が分散されているかもしれない。
もちろん、少人数の会社では、一人がいろいろな仕事をしなければいけないので、そもそも、「なんでもやる」というのが多いだろう。
しかし、組織が大きくなってくると、一人では全部できない。
特に、経営者が実務を行うと、会社はある程度のところまでしか成長しない。
特に、社長や経営者は、「あなたの仕事はなんですか?」の問いに明確な即答できる準備を常にしておくことだ。
ちなみに、ミルキヅクがあなたの仕事は何ですか?の回答は、次のように答える。
- 事業を永続させる構想づくり
- やりがいの提供
1.事業を永続させる構想づくり
従業員の生活の向上と安定を永続させるためにも、確実に粗利益が入ってくる仕組みは大事だ。
そこで、自分の中で、「戦略」と定義している、
- 何を(製品・サービス)
- 誰に(ターゲット)
を研究すると共に、そもそも、どうやって粗利益を確保し続けるかの構想力、いわば、ビジネスモデルを熟考している。
「戦略」と「戦術」の整理ができていない社長も多いと思うが、いろいろ勉強しながら、自分なりの解釈を持つとよい。
ミルキヅクは図のように整理し何かを思考する時は、下の図のどの部分を考えているか、理解しながら行っている。
戦略=効果的 effective
戦術=効率的 efficient
戦略と戦術の重みづけ
戦略8:戦術2
構想力の戦略の重みづけ
構想力8:戦略2
戦略より上位概念の構想力について
2.やりがいの提供
ミルキヅクのもう一つの仕事がやりがいの提供だ。
人生の多くの時間が労働に注がれる。その毎日が苦痛だったら奴隷と変わらない。
サザエさん症候群の人は多いと思う。
最近は、ワークライフバランスの話しもあるが、寝ても覚めても、仕事に対するスイッチが入れば、時間という概念がなくなる。
ワークライフバランスの盲点
ワークとライフがドッキングした、「ワイフ」
「夢」や、「希望」という言葉で暗示にかけ、労働モチベーションに利用している会社もあるが、時代遅れだ。
夢や希望という言葉がブラック的になってきた
一般的に、どんな業種であれ、人から強く必要とされると、やる気がでることが多い。
やりがいの提供のために「職場環境を整える」とか、「給与を高く支給する」以外に、次の2つを大切にしている。
- 対話
- 理念実現書による個人の理念の設定と実行
対話について
「対話」は、コーチングに近い。
むしろ、ミラーリング+αに近い。
「ミラーリング+α」とは、人の話しを同調しながら聴く事で、話した本人が、何か大事なことに気づくきっかけを与える聞き方のことである。
会社をやめる理由で多いのが、「人間関係」だ。人間関係が悪いと、やりがいも失せる。
人間関係が良くない職場では、一方通行の指示は多い反面「対話」が少ないと推測している。
「対話」によって、人間関係が改善されることが多々ある。
なぜならば、対話によって、物事の捉え方が変わるからだ。人は変えられないし、めったなことでは変わらない。変える必要もない。
対話によって、物事が柔軟に捉えられるようになると、人間関係は必然と良くなる。
その人の行動や言動は何も変わっていないのに、自分の捉え方が変わったことで、その人が変わったように見えるのだ。
また、最近では、会社の理念と同じ方向を向く人と共にやるという経営スタイルが多いが、それが「うさん臭い」と違和感を感じている人は多いはずだ。
理念実現書による個人の理念の設定と実行について
「理念実現書」では、会社の理念ではなく、個人の理念を発見し、仕事はそれを実現する手段として捉えてもらっている。
一日の労働時間で何を実行するか。
特に、経営者、社長は、自問自答を繰り返し整理してほしいと思う。
社長は何をする人か?
ミルキヅク