【経営者・社長】が聞き上手であるという意味

 

人の話しを途中で遮って、指示を出す 社長が多い。

 

社長は、せっかちだ。

 

特に初代のワンマン社長に多い。

 

どんどん指示を出していく。

 

一方で、

指示を出すほど、

従業員は、自分で考える力を伸ばす機会を失う。

 

そうすると、

人が育たない。

 

結果、

「なんで、自分で考えてできないだ! 」

「俺が会社からいなくなったらどうするんだ!」と言う。

 

お決まりのパターンだ。

 

社長が聞き上手でなければいけない本当の理由は、

従業員一同の能力を伸ばしていくためだ。

 

その結果、

社長が一人で頑張るよりも、

想像以上の成果がでる可能性が高まる。

 

従業員一同が、真剣に考え、行動する時

組織力は、破壊的に強くなる

 

性格的に、せっかちなのに、

聞き上手になるというのは、

社長にとっては、拷問だろう。

 

また、

事業が安定していないと、

ゆっくりと従業員の事など聞いてられないだろう。

 

さらに、

心の器を、意図的に、ピザの生地のように広げなければ、

社員の言葉も耳には入ってこないだろう。

 

誰よりも、四六時中、会社のことを考えている社長は多い。

 

考えているからこそ、

ほとんど自分の中で 答えを持っている。

 

だから、指示も出せる。

 

答えを持っているからこそ、

少しでも時間的余裕があれば、

会社を大きく成長させるためにも、

「聴く技術」をマスターしてほしいと思う。

 

xx君、ちょっといいかな?

●●のところは、どうなっているかな?

それはどうやってやるのかな?

どこにその情報があるのかな?

いつまでに調べて来てくれるかな?

調査してわかったことはあるかな?

 

 

聴く事に徹し、答えに導いていく手法。

 

従業員も、

社長にしっかりと話を聞いてもらえると うれしい。

モチベーションも上がる。

 

稚拙な意見もたくさん出ると思うが、

怒りが込み上げるのをぐっとこらえ、

 

仏のような笑顔で

「そうやって考えた理由はどこにあるのかな?」

「なるほどー。鋭いねー。」と、

 

会話を深めて、従業員の考える力を高めてほしい。

 

しばらくして、

社長が思いも付かなかった

すばらしいアイデアとヒントをもらう回数が

激増してくるだろう。

 

そして、

社長自身が、

「俺の考えだけではもうダメだ」と思った時、

会社はさらに大きくなっていくに違いない。

 

実るほど、頭を垂れる稲穂かな

 

経営者・社長が聞き上手ということは、

従業員が成長するということだ。

 

従業員が成長すると言うことは、

経営者・社長が、本当に考えなければいけない

事業構想」に、膨大な時間を注げるということだ。

 

従業員一同の汗と努力を

どこよりも効果的に成果に結びつける「事業構想」だ。

 

経営の神様と言われた、松下幸之助さんが、

なぜ、聞き上手だったのか?

 

というより、

「聞き上手になることが長期的には、一番会社にとっても、全従業員にとっても良い」と判断したのだろう。

 

ミルキヅクの15の私軸の中でも、

聞く技術」は特に重視している。

 

観る聴く仙人

ミルキヅク人は、真意を観て動機付けさせる達人。

 

そんな人になるために、日々反省しながら、自分を変革している。

 

 

f:id:mirukizukublog:20141106155935j:plainミルキヅク 

理念番号 M1

理念の作り方の要点 全40回

あなた様の理念番号を発行する

 

Copyright (C) ミルキヅク All Rights Reserved.