ビジネスでは、毎日多くの名刺が交換されている。
そして、ほとんどの名刺が、二度と使われることなく廃棄されていく。
最近は、sansanのeightやwantedlyのように、使いやすい名刺管理ソフトもでてきた。
しかし、良く考えてほしいが、そもそも、使われないから廃棄されるわけで、そうであれば、名刺管理ソフトで保管しても同じことだ。
名刺管理ソフトに登録する時間すら、もったいない。
名刺をストックしておけば、「メール営業」に利用できると考える人もいるが、迷惑メール回避機能は素晴らしい。営業メールは、下手に送ると、二度と届かなくなるか、二度と見ることがないフォルダに自動転送できる時代になった。
簡単な名刺管理方法
そこで、何千枚という名刺の行く末を見返した結果、現在は、次のような名刺管理を行っている。
- 貰った名刺は、ひとまず名刺を入れる一時ボックスに保管。
- 絶対忘れてはいけない方の名刺だけ、写メで保管する。
- 名刺の一時ボックスがある程度一杯になった時に整理を始める。
- すでに記憶にない名刺、記憶にあるが将来も接点がなさそうな名刺は、輪ゴムで縛って、いつでも廃棄できる一時保管場所に時系列で入れておく。
- ひょっとしたら使うかもしれない人も、上記一時保管でよい。
- 会う可能性が高い方は、名刺入れに残しておく。
- ビジネスに関係なく、気になる人は名刺管理ソフトに入れておく。
例えば、1年で500枚の名刺がたまるとする。
おそらく、95%は廃棄だ。500x95%=475
残りは25枚であるが、この内、その後のビジネスでも繋がるのは、2割ぐらいだろう。したがって、5枚だ。
つまり、管理すべき名刺は、全名刺の1割だけだ。
*名刺管理フォルダは、なんでも良い。段ボール箱でも、クリアファイルでも、一時保管場所を決めて、どんどん蓄積すればよい。時系列で並べると記憶をたどりやすいだろう。
キーマンとの接点は情熱で繋がる
そもそも、燃えるような情熱があれば、会いたい人には誰でも会える。
情熱1つだ。
名刺管理に時間を取られ、本来すべき仕事に集中できるように、名刺管理はシンプルがベストだ。
さらにいえば、何かを実現したいという、「燃えるような情熱」があれば、いわば、全世界の名刺をすでに手にしている状態と同じだ。
どんな人でも会ってもらえる人間性を高めるためのツールが理念実現書だ。
こちらも有効活用してもらいたい。
ミルキヅク