歯科検診を受けた。
「この状態であれば、今後虫歯になることない」と歯科医に言われて、安心しきっていた。
同じような歯磨きを続けたが、チョコレートのクッキーをちょくちょく食べるようになった。
――半年後…。
ふと、なぜそれを買おうと思ったのか、自分でもわからないが、歯鏡を買って歯を見てみた。
「な、なんと!!!」
親しらずの裏が、黒いではないか。
「むむ、こ、これは…、虫歯では。」
歯医者に行くと、「あー、これ、虫歯ですね」
専門用語では、C2状態。
「まだ、今は大丈夫ですが、経過観察をして、もし歯が痛くなったら抜かなくてはいけない」と。
「ここは、歯科器具が届かないから削れないんですよ。」と。
――こんなに技術力がある日本なのに、なぜ!……。世界中を探せば、きっとあるはずだ。
と思ったが、結局、「これから虫歯になることはまずないですよ」という甘い言葉に油断した自分が悪かった。
しかし、それが良い機会となって、いろいろ情報を集めた結果、口腔環境が以前より改善された。
今は、いつも歯がツルツルで気持ち良い。
そこで、よい調子が続いている現状の歯磨き方法(2016年8月時点)をご紹介したい
朝
アパガードのリナメルかプレミオで簡単に全体を磨く。1分ぐらいだろうか。
APAGARD(アパガード) プレミオ プレミアムタイプ 100g
歯ブラシは好きなモノを使えばよい。
昼食後
コンクールを米粒1,2個ぐらい付けて1分ほどブラッシングする。
【追記】 2017年5月
コンクールは、アマゾンで人気が高いが、これはやめて、匂いの少ないランチの時は、歯磨き粉無しで磨く。
寝る前
寝る前は下記のとおり念入りに磨く。
ウオータージェットで取りきれないカスを除去する
初めの1週間は使い慣れないが、慣れると手放せなくなる。
電動歯ブラシ後も隠れたカスが出ることに驚く事だろう。そして、同時に、今までの歯磨きの甘さを実感することだろう。
パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ61-W
もっと、早く知っていれば良かった商品だ。
特に、歯の奥に挟まるような食事をした時は必ず使用したい。
歯科専用のタクトブラシ
歯ブラシの持ち方と磨き方が正しければ、この1本でも十分汚れの除去ができる。
2017年5月現在、激おすすめの歯ブラシだ。
親知らずの裏を「タクトブラシ」で磨く。
タクトブラシを一般的に使っている人は少ないだろうが、とても良い。
特に親不知の奥は、普通の歯ブラシでは届いているかわからないので、重宝する。
最初は、一連の流れが面倒だが、習慣になると苦でもない。
歯磨き粉を付けずに、電動歯ブラシで磨く。
電動ブラシは歯に当てる角度が大事だ。
歯磨き粉は使わない。
【追記】2017年5月
電動ブラシの回数は極端に減らした。ザラザラ感が少しある場合のみ、使っている。
地元でも評価の高い歯科医に聞いたが、振動型と回転型があるが、振動型が良いそうだ。
効率よく歯を磨きたければ、電動ブラシも良いとのことだった。
しかし、ミルキヅクは、ブラシが歯に当った時に、振動が小さなクラックの原因になるのではと心配し、現在はあまり使っていない。しかし、汚れは楽によく取れる。
すべての歯間をデンタルフロスする。
ジェットウォッシャー後にダメ押しで、デンタルフロスをする。
最初は時間がかかるが、慣れると早い。
歯の隙間に虫歯ができやすいので、フロスはおすすめだ。
爽快感が違う。
ちなみに、デンタルフロスをやり過ぎると、歯に隙間ができやすくなると心配する人がいるが、おそらく、これをしない方が、歯肉に炎症が起きやすく、歯肉が下がり、結果、隙間ができやすくなるのではと推測している。
実際、フロス習慣を続けて、歯茎の炎症が無くなり、常に引き締まった感じだ。
こちらが使用しているフロスだ。オシャレでとても使いやすい。
ジーシー GC ルシェロ フロス ミントワックス 30m × 6個【2色以上のアソート】
仕上げにブリアン+システマ(歯周病対策)
ブリアンは高価だが、数か月使っていると口腔環境が整ってくる。
(*現在2016年8月時点は大人用もある。1回使い切りのスティックタイプが良い)
2017年5月現在
口腔内がべとつくことがなくなった。一日の大半で口腔内がスッキリしている。
この際の歯ブラシは、歯周病予防になる歯ブラシを使用している。
高齢者では80%が歯周病のようだ。虫歯ではなく、歯周病で歯を失うことが多いらしい。今から気を付けたい。
備考
1週間に1度は、歯鏡で口腔内全体を見ると良い。
蛇足だが、80歳を超えても32本すべての歯を維持している社長がいた。
歯を維持するための努力をされていた。
おいしいお肉をモグモグと召し上がって健康そのものだった。
まとめ
さて、以上の投資は、経費がかかる。
「1か月のタバコ代かコーヒー代を削るか、歯を削るか」という冗談はさておき、この歯磨き習慣によって、口の中が常に気持ちよい状態が続くようになった。
朝の寝起き時に実感するだろう。
また、唾液量も増えてきた。「顔面体操」や「舌体操」も唾液腺を刺激するので有効だ。
お役に立てば幸いだ。
ミルキヅク