ダーウィンの進化論によれば、生き残っていく生物は、環境に合わせ自らを最適化させていく。
例えば、水泳選手は、水かきが発達し、コックは熱いモノが触れるようになる。
「環境」にいる事で、体が馴染んでくる。
ダーウィンの進化論をビジネスで応用する
ダーウィンの進化論は、ビジネスでも、日常生活でも応用できる。
立派な経営者になりたければ、立派な社長が集まる場所に行けばよい。
美男美女になりたければ、モデルが集まる環境にいく。
世界には、自分を変えられる「場所」が、たくさん用意されている。
将棋師でも、マラソンランナーでも、政治家でも、どんな職業でも、その環境に飛び込んでいくことが、自らの進化を促す。
常に、自分をその環境に置くことが大事だ。
命がけだと変化が速い
ただし、変化が起きるのは、「生存のために」という『命』がかかっていることが前提条件だ。
「生存」に関わられなければ、遺伝子スイッチは、強く作動しない。
「食べていくために、どうしてもxxになりたい」とか、「命がけでやりたい」という願望がある人は、できるだけ多くの時間、その願望を実現させた人が集まる場所に身を置くことで、早くスイッチが入る。
マンガのドラゴンボールでも、孫悟空は強くなるために、強いモノがいる環境に身を投じている。常に、自分よりも強い相手と戦うことで進化する。
同じことだ。
逆に言えば、「命がけ」でない場合は、進化しない。
むしろ、衰退する。
SNSでタコづぼ状態?
SNSの発達で、多くの人が、タコつぼ状態化している。
SNS自体は便利なツールだが、圧倒的に情報量が少ないし、自身への変化は起こしにくい。
孫悟空は、SNSでスーパーサイヤ人になったわけではない。
タコツボは、確かに居心地がよく安全であるが、タコつぼの中では、進化は起きない。
飛び込んだ者勝
プログラミングやホームページの言語がわからない人でも、まずその環境に入って、何度も見ている内に、なんとなく、難しい言語が馴染んでくる。
とくに、「モテたい」という思う人は、モテる人の近くにいることだ。
そのうち、モテないと思っていた自分もモテる空間に馴染んでくると、モテるようになってくる。
必ずしも、外見が魅力的な人ばかりがモテるとも限らないと、すぐに気づくことだろう。
また、外見が良くても、実はモテていない人の特徴もすぐにわかるようになる。
まずは、その環境にどっぷり浸かることだ。
今、能力が無くてもいい。
現時点で能力は無くてもよいのだ。
むしろ、能力がないから、その環境にすんなり入っていけるのだ。
努力は、その環境に入ってからスタートさせればよい。
がんばってほしい。