ミルキヅクは、本音トークが好きだ。
世の中は、役割分担の果し合いだと思っているから、なおさらだ。
だから、何かを隠そうとする発言を聞くと、正直鼻で笑ってしまう。
最近でも、ある会社が訪問営業に来た。
いろいろとヒアリングされ、提案されたが、ミルキヅク自身が興味があった会社だったので、こちらから、根ほり葉ほりヒアリングし返した。
先方は、ミルキヅクの本音トークに、ニコニコしている。
そして、いざ、核心に迫る質問をすると、
「それは企業秘密です」と言う。
笑ってしまった。
世の中は明らかに共存共栄社会
ミルキヅクも、わかりやすく伝えるために、戦略とか、戦術という言葉を使うが、本音では、世の中は「戦い」のある弱肉強食ではなく、共存共栄社会だと真に思っている。
動物社会ですら、本当は弱肉強食ではないのだ。
テレビの映像では、自然の厳しさを表現するため、弱いモノが強いモノに食われるシーンが流される。
だから、この世は弱肉強食なんだと刷り込まれてしまう。
そういう先入観を持った人がほとんどだろう。
しかし、よく観察してほしい。
動物社会は、必要最低限の命しか奪わない。
むしろ、奪うというより、観方を変えれば、まるで、自らの命を捧げ、他が生きられるように自己犠牲しているようにも思える。
それを生物学的には「食物連鎖」という。
そして、食物連鎖の頂点にいるのが、人間だ。
人間は、そういった動物や植物の命をもらって生かされている。
弱肉強食であるわけがない。
そうであれば、人も、世のため人のために貢献するのが自然の摂理と言える。
「企業秘密です」の言葉の背後にあるモノ
「企業秘密」という言葉は、一見、かっこよい響きがあるが、実は、「弱さの表れ」であり、「独占の表れ」でもある。
また、「自分の真の役割が見つけられていない」ことも表している。
要は、自分の命をかけられる役割が見つけられていないので、どうしても「弱さ」がでてしまうのだ。
とりあえず、秘密にしておけば、安泰ということになる。
また、自然界の動物は、独占などしない。
独占をすると自然と共存できないことを本能的に良く理解している。
人間は、自然の摂理を忘れ、自らの欲に盲目になっている場合が多い。
独占によって自然の摂理を破壊しているケースは多々見られる。
情熱を公言せよ
今の時代、情報を隠すことはできない。いずれバレる。
そうであれば、むしろ、何があっても最後まで情熱を注ぐ対象を公言し、共感する者と共に、製品サービス力を徹底的に磨くのが理にかなっている。
もしそういう社会が実現されたなら、企業秘密という言葉は無くなる。
理念が定まっていれば、「世のため、人のため、xxxを実現したい」という想いに協力者が現れるのが自然法則だ。
自然法則が、そんな尊い気持ちに否定的に働くわけはないと思っている。
覚悟があるとコラボレーション社会になる
自分の役割分担を見つけ、その役割分担を果たす覚悟があるならば、必然と世の中はコラボレーション社会になる。
情熱は融合する。
中途半端で、理念が定まっていないから、余計な競争が発生するのだ。
今日も、世界中で、「それは企業秘密です」と言われているに違いない。
笑ってしまう。
ちなみに、ミルキヅクがやろうとしていることは、ビジネス構想も含めすべてオープンにしている。
なぜなら、理念実現書によって、燃え尽きることなき理念がすでに定まっているからだ。
ミルキヅク