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かっこいい思考術〜知的労働社会、長時間労働撲滅、ライフワークバランスに対応〜

「ふぅー。終わった…」とAさん。時計を見ると、夜の11時。

 

朝から行なったエクセル作業がようやく終わった。

 

次の日、AさんがBさんに自慢げにグチをこぼした。

 

「俺さ、昨日夜の11時までエクセル作業したんだぜ。」

 

すると、Aさんの作業内容を聞いたBさんが一言、

 

「俺なら10分で終わったよ」

 

Bさんはエクセルの知識も豊富だが、「そもそも論」も得意だ。

 

あなたの会社でも上記に似た例が多いだろう。

 

昨今、労働生産性を上げて、長時間労働を改善する風潮になっている。

 

ますます、Bさんのような思考術(レバレッジ)が重宝され求められるにちがいない。

 

そこで、最少の労力で最大の成果を上げる思考術をご紹介したい。

 

大事なのは、次の3ステップだ。

 

  1. そもそもやるかやらないか(成果)
  2. やるとしたらどういう切り口で(効果)
  3. 切り口をいかに展開するか?(効率)

 

 

1.そもそも、やるか、やらないか?

簡単そうで一番難しいのが、この最初の問いだ。

 

「やるべきではなかった。」と後悔した経験をみなさんもお持ちだと思うが、やって経験を積まないと、判断できないのも確かだ。

 

しかし、物事を始める前には、そもそもやる必要があるかどうかを検討する癖をつけてほしい。。

 

その際に役に立つ問いが

 

「そもそも、目的は何か?」である。

 

また、あえて、時間を制限することで優先順位がはっきりする。自分に後5年の命しか残されていないとしたら、やるだろうか?と自問自答してほしい。

 

最後に、決断できるかどうかの拠り所は、「理念」だ。

 

だから、あなたの理念が明確に定まっていないと、明確に決断できない。

 

振り回され続けることになるだろう。

 

 

 

2.やるとしたら、切り口は

やると決めたら、次が、「切り口」をどうするかだ。

 

ここで、すぐに、「やり方」を考える人がいるが、まだ焦ってはいけない。

 

俯瞰して、どんな切り口で取り組むのが良いかよく検討することだ。

 

次の2つの思考術をミックスして検討をすると、よい切り口が見つかる。

 

まず初めが、 

「なるほど、その手があったか! 」が量産できる “ひらめき"の作法 東 信和

 

東さんは、濱口秀司氏の考えを応用している。

 

2軸バイアス発見法とでも呼ぼうか。

バイアスを発見して、盲点になったところをあぶり出すやり方だ。

 

普通の人では気づいていないポイントを意図的にあぶり出すことができる。

 

とても実用的な思考術だ。

 

 

もう一つが、「Q思考」の3つの問いのアプローチだ。

 

Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法 ウォーレン・バーガー

 

この本で紹介されている

 

「なぜ?」「もし〜だったら?」「どうすれば?」

 

と問いはとても役に立つ。

 

自らも、この本を読む前から自然に実践していた問いだか、改めて共感した。

 

この思考法は、常識疑問仮定法とでも呼ぼうか。

 

ふだん、みなさんも、上記の問いを日々しているが、その後を追求しないため見過ごされている視点をあぶり出す思考法だ。

 

例えば、

 

1.なぜ携帯電話の価格はこれほど高いのだろう?

 

2.もし、無料で携帯電話が使えたら?

 

3.それをするためにはどうすればよいか?

 

と自問自答していくやり方だ。

 

それが、自分の理念にマッチして世のため人のためになるならば、相当深掘りできる思考術だ。

 

いろいろな切り口があると思うが、2016年9月24日時点では、上記を合わせた切り口がもっとも効果的だと個人的には思っている。

 

 

 

 

3.切り口をいかに展開するか?どうやるか?

 最適な切り口がわかったら、次は、最適なやり方だ。

 

最適なやり方を発見する方法は次の3つが効果的だ。

 

1.アンテナ法

心理学でカラーバス効果という人間の不思議な作用がある。意識したものが知覚されるというものだ。

 

だから、「切り口を展開するやり方はどうすればよいか?」というアンテナを立てるだけでも、様々な情報の入り方が鋭くなり、脳の中の情報結合が始まる準備が整う。

 

 

2.掛け合わせ法

アンテナを立てたら、次が既存アイデアを結合しまくることが大事だ。

 

ロングセラー『アイデアのつくり方』ジェームス W.ヤングで、ジェームスいわく

 

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」 

 

たとえば、ビジネスサテライトのトレたまを見ていると、アイデアの組み合わせが多い。また、MJ新聞の新商品欄を見ても、やはり、既存アイデアの結合ばかりだ。

 

真に0から発想したアイデアは、あまり聞いたことがない。

 

このジェームスのやり方の精度を上げるためにも、1のアンテナ法が大切だ。

 

 

3.メラキア発想

 アンテナを貼って、アイデアを結合させ続けていると、ふと、名案がひらめく。

 

しかし、どこかでその名案は、必ず壁にぶち当たる。

 

そこで、その壁をぶち壊すのに役立つのが、メラキア発想だ。

これは、とてもパワフルで、ミルキヅクは毎日のように使用している。

 

メラキアの発想―災い転じて福となす発想二刀流 梅沢 伸嘉 

 

メラキア発想の中でも特に使えるのは、次の2つある。

 

欠点無効

xxでも構わない。要はxxという目的が達成すればよい。

と考え、欠点を無効化する考え方だ。

 

xxだからできないとネガティブ発言ばかりする人がいるが、この思考術を使ってみてほしい。本当に壁が壊れるから楽しくなるはずだ。

 

 

欠点活用

xxのほうがむしろよい。

 

もう一つが、この欠点活用だ。いわば、超ポジティブ思考だ。欠点を欠点と捉えるのではなく、それがメリットになるシーンを思い浮かべるのだ。

 

 吉本新喜劇は、まさしく、欠点活用の神様だ。

 

 

 

まとめ

知的労働社会が加速化する。

 

今の給与を維持または向上させながら、労働時間を短縮し、今以上の生産性を高めるには、上記の思考術を身につけるとよい。

 

社内には、しがらみ、妨害者、否定的な意見ばかりいう者、常識から抜け出せない者、社内根回し、上司への気遣いなどで、アイデアどころでない人も多いと思うが、少しでも上質な思考術を身につけてほしい。

 

妨害者が一番の協力者になることもあるだろう。

 

ワークワイフバランスにも貢献するだろう。

 

特に、社長や経営者は、鋭いキーレバーを常に操作できるような高度な思考術を身につけていなければいけない。

 

この記事が効果的なスイッチを探す参考になれば幸いだ。

 

上記の発想法も、すべて、既存アイデアの組み合わせだ。

 

がんばってほしい。

 

 

 

intellectual triage

 by Bob May on Flickr

 

 

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