ジェネラリストというスペシャリスト!「専門職か総合職か」に迷うあなたがスッキリするアドバイス

総合職か、専門職というジャンルがある。「広く浅く」が総合職、「1つを深く」が専門職というイメージだ。レオナルド・ダ・ヴィンチは総合職と専門職を合わせた多才な人は稀だが、では、一般の人はどのような基準で選択をすればよいだろうか?

 

 総合職か専門職かに迷う就活生がスッキリするアドバイスをまとめた。

 

 

二頭追うものは一頭も得ず 

『二頭追うものは一頭も得ず』という言葉がある。たしかに、八方美人で力が分散し何も実現していない人がいる。故スティーブジョブズが、アップル戻ってしたことは、選択と集中だ。できるだけ1つに集中させた。

 

1つは強い。力が集中できるからだ。特に、資源が限られている時の「集中」は必須だ。ランチェスターの法則でも圧倒的な1位を目指す。ソフトバンクの孫社長はランチェスター戦略に基づき、とにかく1番という表現を使うために分野や範囲を限定する。

 

1つを究めることは認知度アップにもつながる。 xxと言えばと聞かれて一番に連想される位置にいることが大事だ。 名刺にいくつも肩書きを載せる人もいるが、人は、1つの肩書きすら覚えてもらえないのだ。だから、徹底的に1つを究めていく姿勢が基本になる。

 

 

 

この世は役割分担の果し合い

この世は役割分担の果し合い。本来は一人1つで十分だ。その他周辺知識は、1つを究める手段に過ぎない。多才で器用で頭脳明晰な人は、その手段に過ぎないモノが、他者の本業より優れていることがある。しかし、それは、稀だ。

 

すべての人に与えられた時間は1日24時間。本来、あれも、これも、できないのだ。現に、2足のわらじ、 3足のわらじができている人もいるが、ただの飽き性でなければ、何か一つを究めようとする過程の通過点にすぎない。

 

たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチはいろいろやったように見えるが、彼が究めようとした1つの理念は何か?それは、『人間の想像力の探求』と推測している。彼が学習した、建築、音楽、数学、解剖学、天文学等は、彼自身が究めようとした1つの理念の付属品にすぎない。

 

 

 

1つを究める 

1つを究める!この姿勢が大事だ。

 

一方、1つに絞ることは危ないとも言われる。ウサギの住処のように、何個も準備し保険をかけることも大事に見えるが、やはり、力が分散する。

 

企業でも、1つの事業だけでなく、いろいろな事業をすることで、不況に強く、もしもの時のリスクヘッジになるという考えもある。しかし、やはり、原点は1人1つで十分なのだ。その1つを究める覚悟がないから、応用が効かず、時代のニーズにも追いつけないのだ。1つを究める覚悟は理念から生まれる。だから、理念が無い場合は、1つを追求できない。

 

 

 

総合職という専門職

総合職は「広く浅く」という意味に捉えられがちだが、実は、他部署間同士を調整しシナジー効果を生む専門職である。 総合職が優れた組織は、専門職が気づいていない盲点を浮きぼらせ、応用しイノベーションを生ませる力を持っている。

 

異業種交流を行うのも、業界内の固定観念を破壊し、イノベーションを起こすためだ。強く感じるが、業界内の基礎技術は極めて優れている。残念なのは、その基礎技術の他業種への応用やヒラメキが欠乏している。その異業種間の化学反応を起こさせる専門家が、総合職だ。 

 

「私は、特殊なスキルを持っていないから総合職にしよう」と判断してはいけない。総合職も立派な専門職だ。好奇心が旺盛で、人と人とを繋げたり、自分だけが気づいている何かを共有し新しいモノを生み出すことが好きな人は、総合職を選ぶと良い。総合職は、いわゆる「何でも屋」ではない。イノベーションを起こす専門職だ。

 

  

 

 一つを究めるツール 理念実現書

総合職も専門職だ。そして、あなたの専門である一つを究めるツールが理念実現書だ。『理念実現書』は、あなたが命をかけて取り組みたい1つの理念を発見し日常生活で運用していく道具である。 

 

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