儲かる喫茶店型フランチャイズの視点!高齢者が喜ぶモーニングを別のターゲット層へ

週末は喫茶店でモーニングを取ることが多い。馴染のお店が数軒ある。その日の気分によって使い分けている。

 

ゴールデンウィークの最終日は、気分を変えて、直感で新しいお店に入った。ごくごく一般的な喫茶店だ。内装も食器類も、特にこだわりがないお店だった。

 

 

「まだ、モーニングやっていますか?」と聞くと、「ええ大丈夫ですよ」と、70歳ちかくのやさしそうな亭主が言う。

 

ちなみに、『モーニング』とは、ドリンクを頼むと、無料で付いていくる食事のことだ。食パン、玉子、野菜系やヨーグルトなどが出てくる。お店によって様々だ。

 

 

 

心地よい音楽を聞きながら待っていると、程よい大きさのプレートに、小倉トーストと、パスタと、キャベツの千切りと、ゆで卵が出てきた。

 

コーヒーの落ち着く香りを楽しみながら食べていると、「これはサービスです」と、ソーセージとキャベツの千切りが入ったロールパンを2つもらった。

 

ありがたいと思って食べていると、ふと、気付いたことがあった。

 

小倉が甘ったるくないのだ。通常は、口の中に嫌な甘みが残る。コーヒーも、アメリカンでないのに胃にもたれなかった。

 

 

 

ふと疑問に思い亭主に、何か特別なモノを使っているのかと聞くと、うちは、年よりのお客が多いから、やさしいモノを提供しているという。

 

 

小倉が甘すぎないのも、糖尿病のお客を気遣ってのことらしい。

 

亭主自身も、添加物がたくさん入った市販の小倉を出すことに罪悪感があると言っていた。まっとうな倫理観で経営を行っている方だった。

 

コーヒーは、しっかりとした味にもかかわらず、やわらかい。焙煎時にアミノ酸を振りかけてもらっていると言っていた。

 

たしかに、コーヒーは、胃もたれや、消化不良を起こしやすいものがある。現に、コーヒーは消化液の量を少なくすると読んだことがある。飲むと、心臓がバクバクするカフェインの強いものもある。

 

 

 

 

なるほど、今後のフランチャイズでチャンスがあるのは、このお店のような業態。つまり、高齢者に気遣った食事を提供する喫茶店なのだと感じた。

 

昨今、喫茶店のフランチャイズが乱立しているが、たしかに、このお店で食べたようなやさしくて体に負担のない食事を提供しているところはあまり知らない。

 

あるフランチャイズ店のパンを食べると、必ず胃がもたれり、別のお店のコーヒーを飲むと、心臓がバクバクしたり、また、ある所では、体が異様に重たくなったりする。

 

多くのフランチャイズが経営効率を優先する。

 

来店者の体を母性の心で心配して、飲食物を提供しているところは少ない。

 

そういった母性経営は難しいのだろう。しかし、難しいからこそ、チャンスがある。

 

母性で行うフランチャイズ喫茶店はきっと流行るに違いない。そう感じながら、ゴールデンウィーク最後の日を楽しんだ。

 

しかし、今回のゴールデンウィークは、風邪で何もできなかったが、唯一、たくさん睡眠をとることができた。ありがたいことだ。

 

 

 

 

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