毎日がつまらないと感じている人は多い。
人は躁(そう)と鬱(うつ)を繰り返す。
陰と陽があるように、人の心にも明るい波と暗い波がある。
人によって、その波の振れ幅は違う。
偉大なスポーツ選手や名経営者はルーティーンワークを大事にする。
第三者は、「毎日同じことをして…」と、感じるかもしれない。
しかし、繰り返し作業の中で「喜び」がある。
それは、ちょっとした変化を感じるという感情だ。
彼ら、彼女らは、毎時の肉体的、感情的変化を観察し、楽しんでいる。
1日を楽しく過ごすコツ
さて、一日を楽しく過ごすコツは、プチハッピータイムをたくさん作ることだ。
例えば、起きているいる時間を16時間として、2時間に1回のプチハッピータイムを作ると、一日8回、幸せな気分になれる。
例えば、
- 朝の歯磨きのたのしみ
- シャワーの楽しみ
- 朝食の楽しみ
- 運動の楽しみ
- 車での移動中の楽しみ
- 午前の仕事の楽しみ
- 昼ごはんの楽しみ
- お昼寝の楽しみ
- 午後の仕事の楽しみ
- 夕方帰宅途中の楽しみ
- 子どもと遊ぶ楽しみ
- 夕食の楽しみ
- 夜の運動の楽しみ
- お風呂の楽しみ
- お風呂後のリラックスタイムの楽しみ
- 寝る前のくつろぎタイムの楽しみ
- 寝る前の歯磨きの楽しみ
- 寝る楽しみ
1日のあらゆる局面で、快適だと思うやり方、ツール、考え方を工夫してプチハッピータイムを作るとよい。
この、小さなことを楽しむ力というのは、充実した仕事や幸福感や健康にも繋がる。
人生のほとんどが仕事
1日を何となくざっくり捉えて、寝るまでが苦痛で、寝たら天国という極端すぎる精神状況に追い込む前に、時間を細切れにして、それぞれにハッピータイムを作り出してほしい。
「この1杯のビールのために生きている!」と、さもビールがすべてという人生は寂しい。
毎時間、のど越しのよいビールの爽快感を味わう工夫はできるのだ。
人生の三分の一は仕事だ。
次の三分の一が余暇
最後に睡眠時間。
しかし、多くの労働者にとって、「余暇」という概念は、あるようでない。
そもそも、長時間労働で、大半の人には「余暇」すらないのも現実だ。
余暇は、仕事のストレスを忘れる時間であり、余暇の行動すらストレスになると、一日中ごろ寝をする人も多い。
それでも構わないのだが、もったいない。
サザエさん症候群は、日曜日の夕方にサザエさんの曲を聞くと、月曜日の仕事を憂鬱に感じる症状だそうだが、月曜日こそ楽しく仕事に行きたいものだ。
自分の人生は、自分で楽しむ義務がある。誰も、あなたの人生を楽しくしてくれない。
毎時のプチハッピータイム創出を真剣に分析して考えてみてほしい。
毎日、ほんの少しずつでも快適になると生活感や心が変わってくる。
ミルキヅクの最近のプチハッピータイムの一つは朝のココア生姜だ。
どんなことでも良い。
まずは、いろいろやってみることだ。
ミルキヅク