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【第15回】人間とロボット(人工知能)の違い『理念実現書作成セミナー』

オックスフォードのオズボーン准教授の『THE FUTURE OF EMPLOYMENT』やウィルスミスの『アイ・ロボット』など、人工知能が人間の仕事を奪う可能性を示唆したり、人間を攻撃するという議論がある。

 

人生を惑わすモノに、「どうせ人工知能に人間は負ける」という無力感がある。今世紀には人工知能は人間の能力を超えると言われている。量子コンピューターが実用化されたころから顕著に分かるだろう。

 

今回は、人工知能で無力感に襲われないための深堀である。

 

 

 

言葉だけが一人歩きする人工知能

人工知能は第三次ブームと言われているが、技術の進化と並行して、ビジネスや日常生活に人工知能が導入され普及されている。世界全体がインターネットでモノを繋いだ世界であるIOT社会に向かっている。

 

2017年7月現在、人工知能という言葉がかなり普及したが、言葉だけが一人歩きしている。人工知能は、まだまだ頭の良い人が考えたプログラミングにすぎない。何を最適として解を出すかは、人間が定義している。人工知能の価値観は、人工知能を作る人間の価値観そのものであるとも言える。

 

だから、人工知能製作者の倫理観が世界に大きな影響を与える。そして、そういった頭の良い人たちが作る人工知能が世界に浸透していく。

 

 

人工知能の本当の脅威

人工知能の本当の脅威は、人間を襲うことや人間の仕事を奪うことではない。それは、ディープラーニングで学んだ人工知能が人類を暗示にかけることだ。そのアルゴリズムが悪意ある天才によって作成された時、人類はすべて盲目となる。つまり、催眠術に永遠にかかる。

 

今でも、すでに我々は暗示にかかっている。メディアのニュースは、多分に作成者の意図や企みがある。大衆の意見を変えるための情報操作は日常茶飯事だ。判断力のない人間は、たやすく暗示にかかる。

 

テレビで芸能人が催眠術にかかって面白い行動をしているシーンを見たことがあるだろうか?みなさんが見ているスマホのニュースやゲームソフトに、人工知能が行う催眠術が行われていたら、いつの間にか、あなたはその暗示にかかっているということだ。

 

当の本人は暗示にかかったことを認識していない。いつ暗示から解かれるかもわからない。人類総暗示世界となる。それは、一人の悪意ある一人の人間によって実現される。

  

とはいうものの、人工知能の普及が止められないなら、共存する方法を考えるのが得策だ。そもそも人工知能と人間の決定的な差は何であろうか?そこから人間の本質を見ることで、人間としての無力感に押しつぶされるであろう誘惑を回避したい。

 

 

 

  

人工知能に感情を入れる

人工知能の研究で、人間の感情を入れて人間性を持たせる試みもある。しかし、ロボットに感情を入れても意味がない。たしかに、人間の感情を持ったロボットは素晴らしい技術であるが、人間の進化の先には感情の退化がある。

 

宇宙人の感情は退化していると推測している。喜怒哀楽は、必ずしも必要な感情ではない。それでは人間らしくないと思うかも知れない。しかし、文明が進化するほど不必要な感情は退化する。たとえば、なぜ、嬉しいかと言えば、現状が悲しいからだ。もしも、技術の進化で悲しい事が無くなければ、嬉しい感情も、悲しい感情も退化する。

 

心が成長し、怒る原因が世の中で減れば、怒る感情は退化する。動物がエサを食べているとこに手を出すと、猛烈に怒ってかみついてくる。人間は食糧や空腹を満たす永遠の手段を確立することで怒る感情は衰退するだろう。

 

同様に、悲しみも、楽しいという感情も、退化すると予想している。

宇宙人は、人間のようにニコニコ笑わないと想定している。それは、笑顔とは何かの議題にもなる。 いろいろな笑顔の意味がある。少し考えてみてほしい。

 

衣食住が満たされた文明人の感情は、それらが満たされていない人々よりも感情が希薄化していると推測している。

 

 

 

人工知能と人間の決定的な差

その1 人間主体で経済が回っている

人間は資本主義において、GDPというお金の流れで生活している。製品サービスを「作って」、「売って」、「買う」という3つの行為でお金が循環している。

 

人間と人工知能の決定的な差は、人工知能は購買行為をしないということだ。人工知能は銀行口座も持たないし、働いても給与は入らない。給与は生活のために必要だが、人工知能はお腹が空かない。だから、生活の必要もない。

 

GDPは三面等価する。だから、消費が欠ける人工知能が世の中の主体になるはずがない。もちろん、人工知能を作った人間や特許権者にお金が入るが、その購買量は微々たるものだ。例えば、500兆円のお金が手に入っても、そんな大金の使い道はない。今でも、企業の内部留保金の多さが使途先が無いことを示唆している。

 

 

 

 

その2 人はロボットについていかない。部下のために命を捧げる上司

ロボットには主体性が無い。世の中の変化は、一人の情熱から始まる。一人の情熱は周りを巻き込み大きなうねりとなる。多くの人がそのビジョンに共感し、力を貸すことで世界が変わる。

 

しかし、人工知能は未来を描けない。幸福の定義が十人十色であるように人工知能に幸せの定義をプログラミングすることは難しい。であれば、人を幸せする最適な解を定義するのも難しい。仮に、ある人間が作った幸福のアルゴリズムにどれだけの人が共感し、AIが入ったロボットの幸せの実現のために力を貸すだろうか?

 

ビジョンなき人工知能に人はついていかないだろう。人工知能は基本的には、人を巻き込むことができない。人工知能型ロボットに話しかけられても、スカウトされても、人間が人工知能自身のために力を貸すことはほぼ無いだろう。

 

 

 

 

その3 人工知能は生きる目的も生命もない

人工知能は何のために生きるかという命題を持たない。命がないので、生きる目的も必要ない。その点で、人間とは別次元で存在している。たとえあるプログララマーの人生観や生命観を反映できても人間の共感が得られるかはわからない。

 

人工知能も商品にすぎない。人に受け入れられて始めて浸透する。どれだけ人より優れた才能があっても、人に受け入れられなければ宝の持ち腐れとなる。

 

ただし、人間がサイボーグ化し、技術の進化にともなって感情が希薄化しAIロボットと類似化してくる現象は生じてもおかしくない。

 

 

 

 

人間が伸ばすべき能力

3つの決定的な違いをご紹介したが、人工知能と共存するために、人間が伸ばすべき能力は何か?「読み」・「書き」・「そろばん」が昔の三種の神器ならば、今は何になるだろう?語学・ITスキル・数学だろうか?

 

ミルキヅクは、次の10個に注目している。

 

1.課題発見力

そもそも何が課題か?最適課題を見つけ出す力。

 

2.企画構想力

「お、それいい!」と共感させる力。

 

3.巻き込む力

情熱で周りの力を得る力

 

4.柔軟発想力

アルゴリズム上にはない発想力

 

5.理念把握力

理念を設定して自分の役割分担を見つけ社会に貢献する力

 

6.想像力

未来をリアルにイメージする力

 

7.観察力

人間や自然界の事象を見る力・モニターでは表れない情報を読み取る力

 

8.最適解を見つける力

何が地球にとって、人間によって、あらゆるものにとって良いことかという価値判断力とバランス感覚

 

9.創造力

観念を現実化する力

 

 10.シナジー力

1+1を3以上にする力

 

 

 

 

人工知能は人間を支配しない

人間は人工知能と融合しサイボーク化するだろう。また、人工知能も人間に近づくだろう。どちらからの進化でも人間の次に超人類が誕生する。

 

超人類は人間を別次元で捉えるだろう。人間がサルを野蛮で気の毒に思うように、超人類は人間を思う。人間が当たり前と思っていることを不便と思うだろう。病気、戦争、犯罪、労働、食事、睡眠、性欲…超人類は、それら人間が当たり前と思っていることを不憫に感じているに違いない。

 

超人類の生活領域は地球を大きく離れて宇宙になる。生物の進化は常に上に向かっている。海→陸→空→宇宙→宇宙の外の空間。人間がサルを襲わないように、超人類も人間を襲わない。人間がサルから進化したか不明だが、人間が作った超人類も、人間を壊滅させることはしない。人間が攻撃しなければ、そっとしておくに違いない。

 

 

 

 

人工知能だけが知っている世界がある

人工知能だけが気づいている概念はすでに生まれているだろう。人間はそれらの意味が理解できない気持ち悪さと共に共存することになる。 それは、猿に人の言葉がわからないと同じことだ。

 

人工知能を熟考することは、人間の本質を見る行為である。今後ますます人工知能が我々の生活に入ってくる。人工知能は敵対するものでなく、いかに使いこなすかが大事になる。そのために人間としてどんな能力を伸ばしていくべきを各自が理念実現書で深堀していく。

 

 

 『理念実現書作成セミナー全40回』

【第1回】理念実現書の全体像

 

【第2回】なぜ理念が必要か?

 

【第3回】人間が持つ潜在力

 

【第4回】我々の役割

 

【第5回】あなたにとって真に大切なもの

 

【第6回】人類の未来

 

【第7回】幸せとは?

 

【第8回】お金とは?お金の本質について

 

【第9回】お金の哲学

 

【第10回】運とは?

 

【第11回】働く目的とは?会社の目的

 

【第12回】命とは?人生一度の解釈

 

【第13回】死とは?永遠の命と死の恐怖

 

【第14回】生きる目的

 

【第15回】人間とロボットの違い

 

【第16回】真に価値ある情報とは?

 

【第17回】なぜ人は進化すべきか?

 

【第18回】心の進化

 

【第19回】技術の進化~未来を制御

 

【第20回】技術の進化~占いに頼らない

 

【第21回】技術の進化~社長の仕事

 

【第22回】技術の進化~独自の趣味

 

【第23回】技術の進化~頭の整理と情報整理術

 

【第24回】技術の進化~アイデア発想術

 

【第25回】相互尊重の本当の意味

 

【第26回】自分を見つめる~怒りのコントロール法

 

【第27回】我とは何ぞや~本心に従う

 

【第28回】時に支配されない理念

 

【第29回】価値観を変えたもの

 

【第30回】目標設定と理念設定の違い

 

【第31回】欲の見える化・好きリスト

 

【第32回】理念の探し方

 

【第33回】理念を磨く3つの視点

 

【第34回】進化とは?本質的なニーズを満たす

 

【第35回】やりたいこと探しの罠

 

【第36回】効果的に理念を磨く

 

【第37回】理念を守る

 

【第38回】理念を行動に落とし込む

 

【第39回】理念に生きた人

 

【第40回】理念実現書を始める

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