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【第26回】自分を見つめる~怒りのコントロール法『理念実現書作成セミナー』

前回は、「強すぎるこだわり」の害について述べた。現代人は忙しい。何も修行僧のように苦行を行わなくとも、日常生活の中で強すぎるこだわりを無くす方法がある。それは、怒りの感情と対話することだ。

 

怒りという感情は、自分のこだわりを反映している。だから、その感情と向き合い処理する練習を繰り返すことで、無用な「こだわり」から自分を解放できる。こだわりが取れた自分は楽だ。結果として、相互尊重など意図せず簡単にできているだろう。

 

 

怒りの原因は様々だ。たとえば、お腹がすくと怒りやすくなる。空腹の怒りは生命の危機から発生する。言語数が豊かな人ほど怒りにくいと言われる。怒りはもどかしさの表れでもある。未知なることに対する不安も怒りに繋がりやすい。

 

日常生活でもイラッとすることや、腹が立つことがたくさんある。横入りされたり、禁止区域でタバコを吸われたり、当たり前の事ができていなかったり、約束が守られなかったり……と、いろいろだ。すべて怒りの感情が発生している。

 

 

 

 怒りの6つの原因

自分のこだわりを映し出す「怒り」の原因は、3大欲(食欲、睡眠欲、性欲)の欠乏以外は、ざっくりまとめると次の6つだ。

 

自分が主体
  1. 自分のコンプレックスが指摘された時
  2. 他人に勝手に過度の期待をし、それが裏切られた時
  3. 自分の考え方が絶対正しいと固執している時

 

相手が主体

  1. 相手のコンプレックスを指摘して逆ギレされた時
  2. 他人の過度の期待に応えられず逆切れされた時
  3. 相手の絶対正義を押し付けられている時

 

 

たとえば、自分のコンプレックスを指摘され怒る時がある。一方、触れてはいけない相手のコンプレックスを刺激し逆ギレされ、つられてこちらが怒るケースがある。自分のコンプレックスに心の奥では気づいているが、認めない人もいる。

 

 

怒りの正しいコントロール法 

さて、各項目で、怒りのコントロール方法を紹介したい。

 

まず、日常生活で怒った時、少し冷静になったところで上記のどれに当てはまったか分析してほしい。

 

 

1、コンプレックスの指摘

自分のどんなコンプレックスを指摘されたのか?

相手を怒らせてしまったコンプレックスは何だったか?

自分も気づいていないコンプレックスは何か?

相手も気づいていない相手のコンプレックスは何か?

 

コンプレックスからくる怒りのコントロールのポイントは、コンプレックスを生かすか、許すかだ。吉本新喜劇はコンプレックスを生かす達人だ。コンプレックスは隠せないなら、さらけ出した方が個性に変わる場合も多い。

 

コンプレックスの許し方はこちらの本を参考にしてもらいたい。

傷つくならば、それは「愛」ではない

 

 

 

2、他人への過度の期待

自分が、相手に過度に期待していることは何か?

相手が、自分に過度に期待していることは何か? 

 

この「過度」という概念は、相当ゆるく捉えてほしい。あなたが、「過度」と思っていなくても、相手にとっては、過度な場合が多々ある。特に、社長や親や親友同士や常識に過度の期待をする。相当ゆるくだ。何度も繰り返す。

 

怒りのコントロールのポイントは、「過度」の基準を相当低くすることである。

 

「普通、ここでは、こういうことはしないはずだ」と自分で思っている基準を、ゆるくするのだ。「ゆるくすること」と「妥協」は意味が違う。妥協という気持ちは、まだ相手に何かを期待しているのだ。ゆるくするとは、相手への期待を無くすことで心の制御法を身に着けることだ。

 

相手に期待する行為は、自分の理念の実現には全く関係のないことだ。相手への干渉を減らし、自分と向き合いうことが怒りをコントロールするポイントだ。

 

例えば、勉強しない子どもに怒る親がいる。勉強を子供に命令する理由を、社会に出たら苦労をするとか、勉強が出来たら幸福になれるとか、本人の価値観で話している場合が多い。自分のプライドを満たすために子供を勉強させる親もいる。まず、子供に対する干渉を減らし、親自らが勉強する姿を子供に見せることだ。親は自分の理念に基づき行動する姿を子供に見せるだけでよい。自分の子供だからとズケズケ言うから無用な衝突が起き親子関係が悪くなるのだ。

  

 

 

3、自分が絶対正しいという考え方に固執している時

「自分が絶対正しい」と主張する人は怒りやすい。これが原因で怒りが込み上げてくる人は、 物事を、正しいとか間違っているという判断基準で見ている。

 

正しいとか間違っているという概念は相対的だ。見る方向や立場から正しさは変わるのだ。そんな簡単なことに気づいていない。主題歌『手のひらを太陽に』の歌詞にある「僕らはみんな生きいている」という事実を真摯に受け止めるだけでも怒りの発生要素は軽減する。 

 

命は他の生命の犠牲の元で生かされているという哲学を真摯に受け止め、感謝心を育むことで、絶対正義の呪縛から自らの解放できる。絶対正義などこの世にないのだ。以上のような考え方をすると怒りはコントロールしやすい。

 

 何度も繰り返すが、ミルキヅクの方法論の正しさを主張しているのではない。そのような考え方をしたほうが怒りがコントロールしやすいということだ。

 

 

まとめ~怒りを制する者は、人生を制する~

自分の怒りを思い通りに操ることができれば、結果として、相互に尊重している社会が実現している。「相手の意見を尊重しなさいと」ずうずうしくいわなくとも自然にできているのだ。

 

この怒りのトレーニングで心が強く柔軟になることは実感している。昔、怒っていた同じ場面に怒らなかった時ガッツポーズを決めたくなるだろう。万物の霊長たる人間の想像力と創造力のすごさを、いとおしく思うに違いない。怒らないと人間らしくない!という人もいるが、怒らない心理操作ができるからこそ人間なのだ。我々は、万物の霊長だ。

 

 『理念実現書作成セミナー全40回』

【第1回】理念実現書の全体像

 

【第2回】なぜ理念が必要か?

 

【第3回】人間が持つ潜在力

 

【第4回】我々の役割

 

【第5回】あなたにとって真に大切なもの

 

【第6回】人類の未来

 

【第7回】幸せとは?

 

【第8回】お金とは?お金の本質について

 

【第9回】お金の哲学

 

【第10回】運とは?

 

【第11回】働く目的とは?会社の目的

 

【第12回】命とは?人生一度の解釈

 

【第13回】死とは?永遠の命と死の恐怖

 

【第14回】生きる目的

 

【第15回】人間とロボットの違い

 

【第16回】真に価値ある情報とは?

 

【第17回】なぜ人は進化すべきか?

 

【第18回】心の進化

 

【第19回】技術の進化~未来を制御

 

【第20回】技術の進化~占いに頼らない

 

【第21回】技術の進化~社長の仕事

 

【第22回】技術の進化~独自の趣味

 

【第23回】技術の進化~頭の整理と情報整理術

 

【第24回】技術の進化~アイデア発想術

 

【第25回】相互尊重の本当の意味

 

【第26回】自分を見つめる~怒りのコントロール法

 

【第27回】我とは何ぞや~本心に従う

 

【第28回】時に支配されない理念

 

【第29回】価値観を変えたもの

 

【第30回】目標設定と理念設定の違い

 

【第31回】欲の見える化・好きリスト

 

【第32回】理念の探し方

 

【第33回】理念を磨く3つの視点

 

【第34回】進化とは?本質的なニーズを満たす

 

【第35回】やりたいこと探しの罠

 

【第36回】効果的に理念を磨く

 

【第37回】理念を守る

 

【第38回】理念を行動に落とし込む

 

【第39回】理念に生きた人

 

【第40回】理念実現書を始める

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