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【第35回】やりたいこと探しの罠『理念実現書作成セミナー』

理念の探し方についていろいろお伝えしてきた。

 

今までの内容を誤読すると、「さあ、やりたいこと探しをしよう!」という典型的な判断ミスを犯す。えっ、そういうことではないの?と思った方は、第1回から読み返してほしい。

 

 

典型的な判断ミス

「どうせ一度の人生。やりたい事をやれ」というアドバイスは、一見、モチベーションを高めるが、その忠告を間に受け人生を徒労に終えた人は多い。

 

人生を時間軸で捉えてしまうと、どうしても死を意識し、人生は一度きりという結論になってしまう。すると人生は有限だからと焦ってものごとを判断し、その判断ミスで立ち往生するケースが圧倒的に多い。「やりたい事を見つけるんだ!」という暗示にひっかかると、その情熱がいつまでも心でくすぶり続け、結局何もせず老化と共に鎮火していく。

 

「結局、俺、私の人生は、何だったんだ…」

 

そういった判断ミスをしないように、理念実現書作成セミナーでは、時間や死生観についても熟考した。やりたいことはやればよい。ただし、人生を歩む上で、何もやりたいことから頂上を目指す必要はないのだ。

 

 

どこからでも山を登ればよい

受動的に現在のポジションに立たされている人は多い。当然、そこからもがいて抜け出すのもよいだろう。一方で、今の位置からでも、創意工夫を重ねて人生の山を登ることもできるのだ。むしろ、現状が辛いほど、良い修行の場とも言える。やりたいこと探しに時間を浪費している人が圧倒的に多いことからも、こだわりを捨てて、人間の想像力と創造力をフルに発揮して、今の場所からスタートさせることが大事だ。考え方を切り替えた瞬間に楽になり、人は変わる。

 

下の図をみてほしい。

ミルキヅクやりたい事探しの罠3つの山

 

この3つの丸は、上から眺めている山だと思ってほしい。その3つが重なり合うところが頂上だ。人生はそこを目指して登頂する旅だ。富士山に登頂口がいくつもあるように、まずは、近くの登頂口から登り始めればよいのだ。またはいろいろな登頂口を見に行けばよいのだ。何も、「やりたい山」の登頂口からスタートさせなくてもよいのだ。

 

 

「やりたい山」は不安定

若者は、「やりたい事をやって生きるんだ」という判断ミスを起こす。「やりたい」という気持ちは変化することが多々ある。やりたい山を登っている途中に、つまらなくなって下山したくなることも多々ある。やりたい山の登山は楽しいと思っていたが、登ってみるととても険しく心が折れる時も多々ある。逆に、やりたくない山とやるべき山の登頂口からスタートし粘って登山を続けていると、どんどん楽しくなってきて、ついには登頂するケースも多々ある。登頂した後にやりたい山を見下ろすと、自分が歩んだ道でよかったのだと改めて感じることもあるだろう。

 

山の頂上を何にするかは理念を定める行為であり、実は、登頂自体が目的ではないのだ。 理念が定った時点ですでに心は登頂しているのだ。日々、登り続けるのは理念を磨く修行にすぎない。どの山からでも登ればよいのだ。

 

 

理念があれば何でもできる

セミナーでは何度も述べたが、その理念について次の4つに基づいていることが必須だ。

 

1.役割分担を果たしているか?

2.心と技術を進化させているか?

3.強すぎるこだわりを捨てているか(相互尊重)?

4.本心に従って生きているか?

 

学生でも社会人でも、現在、やりたくない、やらされている、やれないという立ち位置で苦しんでいる人は多い。やりたいことで生き生きしている人を見て妬む前に、現状の苦境を絶好の修行場だと感謝して、世のため人のために少しずつでも歩みはじめてほしい。

 

人間は奇跡の存在だ。想像できることはすべて具現化してきている。想像力と創造力を駆使して、世界最難関の人生という山登りを楽しんでほしい。理念があれば、どの山からでも登ることができる。

 

 

 『理念実現書作成セミナー全40回』

【第1回】理念実現書の全体像

 

【第2回】なぜ理念が必要か?

 

【第3回】人間が持つ潜在力

 

【第4回】我々の役割

 

【第5回】あなたにとって真に大切なもの

 

【第6回】人類の未来

 

【第7回】幸せとは?

 

【第8回】お金とは?お金の本質について

 

【第9回】お金の哲学

 

【第10回】運とは?

 

【第11回】働く目的とは?会社の目的

 

【第12回】命とは?人生一度の解釈

 

【第13回】死とは?永遠の命と死の恐怖

 

【第14回】生きる目的

 

【第15回】人間とロボットの違い

 

【第16回】真に価値ある情報とは?

 

【第17回】なぜ人は進化すべきか?

 

【第18回】心の進化

 

【第19回】技術の進化~未来を制御

 

【第20回】技術の進化~占いに頼らない

 

【第21回】技術の進化~社長の仕事

 

【第22回】技術の進化~独自の趣味

 

【第23回】技術の進化~頭の整理と情報整理術

 

【第24回】技術の進化~アイデア発想術

 

【第25回】相互尊重の本当の意味

 

【第26回】自分を見つめる~怒りのコントロール法

 

【第27回】我とは何ぞや~本心に従う

 

【第28回】時に支配されない理念

 

【第29回】価値観を変えたもの

 

【第30回】目標設定と理念設定の違い

 

【第31回】欲の見える化・好きリスト

 

【第32回】理念の探し方

 

【第33回】理念を磨く3つの視点

 

【第34回】進化とは?本質的なニーズを満たす

 

【第35回】やりたいこと探しの罠

 

【第36回】効果的に理念を磨く

 

【第37回】理念を守る

 

【第38回】理念を行動に落とし込む

 

【第39回】理念に生きた人

 

【第40回】理念実現書を始める

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