ノマドの真実~知的労働社会の怖さと現実

 【最終更新日2017年2月23日】

とても便利な時代になった。知的労働で必要な知識は、ネット上で無料で得られるようになった。

 

モチベーションさえ高ければ、3年で誰もがプロになる。

 

ネット上の無料ラーニング環境は毎年整ってきている。

 

 

 

世界中の智者との闘い

このようなサービスの有用性がある一方、知的労働者は、これらの能力を無料で獲得した世界中の人と競争しなくてはいけないことを意味する。

 

人工知能の発達で翻訳機能も飛躍的によくなる。

 

すると、言語や地理的条件を越えて仕事が発注しやすくなる。

 

現に、2017年ごろからグーグルの翻訳もディープラーニングにより精度が高まった。

 

すると、同じ成果物であれば、より安く請け負うところに仕事が流れる。

 

知的労働でプロジェクトごとに働くコラボレーションスタイルも予想されているが、いずれにせよ、成果が同じならば、安い方に仕事は流れやすくなる。

 

最近は、副業も緩和され、個人がクラウドワークスやランサーズのようなところから仕事を得られるが、結局、値段の相場感は相対的に決まってくる。

 

現状、まだまだ活用しているところが少ないのでメリットは続くが、最後は、興味深い統計的データがでると予想している。

 

それは、結局、「本業を一生懸命やった方が年収が高まる」という予想だ。

 

 

 

ノマドは理想郷

「働く場所」に制限が無いノマドは、ある意味、悠々自適に見えて、競争が厳しい。

 

圧倒的に差別化された能力を持つ者だけが、ノマド族でいられるのかもしれない。

 

最近、IBMが在宅勤務を止めた記事を読んだ。

 

なるほど、知的労働でも、同じ場で働くこと自体の価値を再認識したようだ。

 

人は群れると強いのか。

 

 

 

製造業はどうか?

一方、場所が制限されている製造業が安泰かと言えばそうでもない。

 

昔から、人件費の安いところを求めて、海外に製造拠点が移されている。

 

最後は、フラットな世界になるのだが、年収ギャップが生じている間は常に安いところに製造拠点が移っていく。

 

それに反対する社長は、無人化をめざし、ロボットを導入し、自国生産にこだわる。

 

 

ミルキヅクは、「この世は役割分担の果し合い」が自然の摂理だと仮説しているので、国ごと、人ごとに、得意分野を究めて、世界中でコラボレーションする社会になっていると予想している。

 

無用な争いは生じない。

 

結局、下手な小細工などせず、目の前の仕事に日々工夫を加えて、お客様から喜ばれるよう、常に付加価値を生み続けるといった地道な姿勢が大切だ

 

そのためには、各自の理念を探し、それを深堀することが大事になる。

 

中途半端な理念だと、常に争いが生じる。

 

つまり、世のため、人のためという基本原則を無視し、会社規模を拡大するとか、お金儲けそれ自体が目的になると、常に無意味な争いが絶えない。

 

命がけで1つの事に取り組む人には誰も勝てないのだ。 

 

己の理念を深堀するツール理念実現書をぜひ活用してほしい。

 

世の中が競争社会だと言うならば、それは、「各自の理念の深堀」と「社会への貢献競争」だ。

 

 

己の理念を深堀するツール理念実現書

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理念実現書とセットのマイノート 

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