ブラック企業とは?
ブラック企業かどうかは、
「好きか嫌いか」
だけの問題と言ったホリエモンは鋭い。
仕事が楽しくて労働時間に関係なく没頭する場合は、ブラックという話すらでてこない。
セクハラも、同じようなものだ。
好きな人からは、セーフ。
嫌いな人からは、アウト。
評価は微妙だ。
何が正解かは相対的である。
根性論を使う会社はブラックか?
ところで、ブラック企業では、根性論的アプローチは今でも多く行われいる。
「根性論」という手段を使うからブラック企業なのではない。ホワイト企業でも、根性論はある。
特に、ベンチャーなどは、ブラック企業よりも、「根性」で仕事をやりきっている。
四六時中働く。寝食忘れ、仕事を追い込む。時には、オフィスに泊まり込んでも仕事する。
ブラック企業では、根性論が白い目で見られ、ホワイト企業では、逆に、否定されないのはある一つの要素が欠けているからだ。
ブラック企業に欠けている重大な要素は?
それは、「気遣い」だ。
要は、「働く人」の気持ちを、経営者が機敏に感じ取っていないのだ。
社長の事業戦略が失敗していれば、従業員に多大な負荷をかける。
事業戦略が成功していれば、より少ない汗と努力で最大の成果を上げる。
が、事業が繁盛しても、従業員に負担をかける。
社長は、すべてスーパーマンではない。だから、事業戦略のミスもたくさんある。
ホワイト企業にも、ブラック企業にも、それは起こりうる。
しかし、事業戦略の結果がどうであれ、「気遣い」の有無が「ブラック企業」への分かれ道となる。
一人の無配慮が多くの人を傷つける
また、仕事のバタバタは、一人の気遣いのなさから起こっている場合がほとんどだ。
報連相不足だったり、「まあ、いいか、なんとかなるだろう」という無計画と、放置だ。
一人の気遣いのなさで、多くの人が巻き込まれ、それが原因で、多くの理不尽が横行している。
意味もなく、罵声を浴びせかけられたり、振り回されたりと大変だ。
「まあ、いいか」ではなく、 「もしかしたら、xxかもしれない」とお互いを想いあった労働環境ができれば、ブラックやホワイトという概念は希薄化する。
そして、社長、経営者の仕事だ。
社長は、自らの無能や無配慮が従業員を傷つけてしまわないよう熟考しなければいけない。
下記のブログを参考にしてほしい。
ブラック企業にならないための社長の視点
一生懸命働いた先にある幸せとは?そもそも、幸せとは?
ところで、会社は何のためにある?
そもそも、ブラック企業にさせないための社長の仕事って?
ミルキヅク