スイーツ販売は、そんな簡単に儲かるような、あま~い事業ではない

少しお金があると、うまい儲け話に、調査、準備不足で投資する、

痛いオーナー社長は案外多い。

 

最近(2015年1月)、

知り合い(あるスイーツを販売している店長)から、

相談を受けた。

 

話を聞いていると、

ほぼ確実に失敗するだろうと思った。

 

しかし、聞いただけでは

自分の予想が正しいかわからないので、

実際に、そのお店に行った。

 

行ってお店の外観を見た瞬間、

「これは、ダメかな…。」と

 

そして、

中に入った時に、

「あ~、ダメだ」と思った。

 

もちろん、

そんなことを知り合いに言うのは、かわいそうだ。

 

一番よいのは、赤字を垂れ流さないために、今すぐ事業から撤退すべきだ

と伝えたが、2000万も投資している。

 

オーナー社長は、簡単には、引けないだろう。

心情はよくわかる。

 

しかし、

毎月赤字が拡大して、

止めるにやめられなくなる状況も、目に見える。

 

博打と一緒だ。

 

「もう少し続けたら…」

「次は、次こそは…」

 

経営で、たまたま一発当たることは、

まず、無い。 

 

ただ見ているだけでは、心苦しいので、

ほんの少しでも協力できればと、

黒字転換させる15の方法をメールで伝えた。

 

どれも、即実行できるものばかりだ。

 

しかし、知り合いは言った。

「オーナー社長は、飲食業界は初めてだから、何も知らないと。」

 と動かない。

 

15の方法のメールを見せても意味がないと言うのだ。

 

こりゃ、完全にダメだ……と思った。

 

――業界を知っているとか、知らないとかじゃないんだ。

オーナー社長が引くに引けないなら、

もはや、「やる」しかない!

ただ、それだけなんだ。

  

そう強く思った。

 

事業の成功には、燃えるような情熱が必要だ。

それが成功要因の大きな割合を占める。

 

命をかける事業だからこそ、

知恵も湧くし、人のアドバイスも、猫の手も、

なんでも活用しようと思う。

 

そうする中で、ようやく

一つの光が見えるものだ。

 

うまい儲け話はないか?

 

そんな動機で事業は成功しない。

 

まれに、とてもセンスのよい

儲け上手な社長がいるが、稀だ。

 

多くは、泥臭い中で、必死でやって

何とか頑張っている。

 

 

 後日談その1

 

知り合いが、

黒字転換させる15の方法を送ったメールを

オーナーに見せたそうだ。

 

どうやら

そのオーナー社長が、

ミルキヅクの15の黒字転換のやり方を気に入ったらしく、

「一度食事でも」と、ありがたいお誘いを受けたが、

お断りした。

 

今は、食事をしている場合じゃない。

黒字転換に向けて必死にやるべきであることを知り合いに伝えた。

 

社長は、さっそく、

一人営業に出かけたそうだ。

 

幸運を祈りたい。

 

 

 

後日談その2 ~1年後~

少し前に、店長から電話がかかってきた。

その後どうなったか聞いてみると、案の定、赤字が続いているようだ。

最初の忠告どおり、すぐにやめていれば、被害は拡大しなかった。

 

ビジネスは、そんなに甘くはない。

 

 

 

一方、儲かるスイーツビジネスも紹介したい。

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

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