【最終更新日2017年4月24日】
「強み」が大事だと言われる。
この、あいまいな概念を明確に数式化した。
強みを表す公式
a=知識
x=情熱
b= 経験
x=情熱
「強み」の構成要因の1位は、その対象物への「情熱」だ。
戦略、戦術も大事であるが、むしろ、行動と知恵の源である情熱が重大要素だ。
情熱があれば、下手な戦略も改善されていく。
情熱があれば次のようなメリットがでてくる。
- 行動に移す
- 時間にとらわれない
- ひらめきが舞い降りる確率が高まる
- 毎日が楽しい
- 様々な工夫が出てくる
- あきらめない
- 力になってもらえる人に出会える
a=知識
強みの公式の2番目の係数はaは、「知識」だ。
「知識」が高いと、情熱が生かされる。
「知識」があるほど、アイデアが増える。
「知識」とは、対象物の原理原則や法則である。
理論的にやるか、感覚的かでは、成果に大きな差ができる。
例えば、経営が苦しかったUSJの完全復活では情熱とともに、冷静な仮説・分析をするための知識が貢献した。
【参考】
b=経験
強みの公式の最後の要素bは経験を表す。
b=「経験」
情熱や知識がなくても、対象物を継続的に経験することが強みになる。
ここにおいて、本人の「やりたい」や「やりたくない」の動機は別として、経験それ自体が強みになる。
特に、職人芸に垣間見ることができる。
ただし、経験だけに基づく「強み」では、いずれ、情熱や知識を持った人に負ける。
情熱を持つ方法
では、強みを持つ一番重要な要素である情熱を燃やすには何をすればよいか?
1.好き嫌いにこだわらない
情熱を持つ最初のポイントは、まず、自分の好き嫌いを一旦おいておくことだ。
次のブログを参考にしてほしい。
多くの人が、自分が本当にやりたいことを見つけようと言う。
そして、それを探す。が、探している内に、人生が終わる。
やりたいこと探しの罠にはまると、一生、情熱など生まれない。
今の立ち位置から、頂上を目指せばよいのだ。
2.心を燃やしてくれる良書に出会う
良書は情熱にスイッチを入れるきっかけになる。
参考にすると良い。
どんな物語でも良い。アマゾンでロングセラーになっているものを選んで一読願いたい。
3.自分の理念を発見する
情熱の根源は理念だ。
理念が明確であるほど、情熱の炎は強く燃える。
理念は、自分の心の中に潜んでいる。
暗闇にひっそり光、理念の玉を見つけてほしい。
理念を探すツール 理念実現書
ミルキヅク