個の「強み」を生かして経営をする。と言われるが、本当の意味で、個人の「強み」を生かした経営を行うには、「ビジョン」が必要だ。
まず、「ビジョン」があり、そのビジョンを達成するために、それを達成できる人を全力で集める。社内の資源(ヒトモノカネ)だけの、「強み」では、少し弱い。
もちろん、どんな企業も、初めは、小さかった。1人が2人になり、2人が3人になる。
そうやって大きくなっていった。
人手不足で採用せざるを得ない場合も、多々あったであろう。
企業が成長するにつれ、仕事も高度化し、当初の従業員では対応できないことが多くなる。
多くの企業で、各個の「強み」さえも見いだされず、「ざっくり経営」されているというのが、本音だろう。
社長のビジョンがざっくりだからだ。
むしろ、ビジョンがあいまいだったり、無かったりもする。
ビジョンがあいまいの中で、個の「強み」が生かせるわけがない。
吉田松陰の松下村塾を見ても、「ビジョン」が先だ。
ビジョンがあるから、「強み」が発揮できる。
ビジョンがあるから、どんな「強み」を伸ばせばよいかが明確になる。
ビジョンの伴わない「強み」は、脆い。
ビジョン経営についての記事
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