理念が欠けている社長
売上増大、組織拡大を目指す社長はまだまだ多い。
それがかっこよいし、自慢できるし、モテると思っている。
それが時代遅れであることに気が付いていない。
そういった社長は、「理念」が欠けているのだ。
理念を磨く記事のご紹介
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経営の神髄
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死生観が欠けている社長
また、人生1度だからと、無茶をする社長もいる。
そして、多くの人を振りまし、無責任に完全燃焼させ、世に害を与える。死生観にとらわれ過ぎた一人の社長の価値観で多くの人の人生が翻弄される。
「人生は一度しかない」というのは、ある意味、モチベーションを上げるための暗示である。
「人生が1度きり」という概念は、自分のことを主体に考えている。
しかし、人間を含め、生物の自然の摂理は他者への貢献である。
だから、自分ではなく、自分の目の前に存在する「命」を大切にすることが大事なのだ。
相手の価値観を尊重しているだろうか?
心はズタズタなのに、精一杯の笑顔で応えようとしている尊い人の感情を理解しているだろうか?
独自に「かっこいい」と考えている死生観を他人に押し付けてはいけない。
自然界は、焦っていないのだ。
自然の摂理に特急や緊急などない
「急ぐ」という考えは、時間という概念を作り出した人間独自のものだ。
それは自然の摂理にはない。
自然の摂理に外れた行いをすると無理が生じる。
自然界は、時間に捉われない。
淡々と、変化していくだけだ。
死の概念が希薄化する時代に入った。
社長は、死生観を今以上に確立しなければいけない。
死生観に関する各種ブログ
永遠の命と死生観
輪廻転生と死生観
自意識過剰と死生観
人生哲学と死生観
コンプレックスから来ていることに気づいていない社長
時価総額世界1位がすごいのではない。
これがすごいと思っている経営者は、コンプレックスの塊だ。
時価総額は、「業種」や「世界需要」で変わる。それらは、絶対的な価値観ではない。
また、創業年数を目指す社長もいる。これも、コンプレックスの表れだ。
「私の代で絶やしたくない」というコンプレックスだ。そもそも、永続する会社はない。平家物語は、ズバリ、このことを指摘したが、「諸行無常」であり、「盛者必衰」だ。
時価総額や創業年数に捉われると、時代が要求するニーズを見失う。
経営でもっとも大切なことは?
経営で最も大切なことは、「何を大切にして経営するか」である。
これは、「生き方」の話であり、「理念」の話である。
あなたにとって一番大切なものは何か?
社長は、特に、このフレーズを熟考してかっこよく経営してほしいと思う。
ミルキヅク