本屋は定点観測には最適な場所だ。いつも、同じコーナーを定期的に見る。
タイトルをざくっとみると、キャッチフレーズや、時代のキーワードがわかる。
あるキャッチが売れると、それに追随したキャッチがパクられまくる。
「xxする技術」
「xx力」
は大変多い。
一つ、ミルキヅクとして本屋での面白い遊びが、「タイトルを見て、ツッコミを入れる」だ。
- なるほどねー、
- そんな馬鹿な、
- あるわけない
- つまり、どういうことか?
- ださ
- かっこいい!
- するどいなー
- これ売れるだろうなー
- xxってことは…
こんなツッコミを定点観測している本のコーナーのタイトルを見ながら実践してほしい。
例えば、
- 日本では普及するには15年は、かかるかな。
- 今の仕事が相当嫌なのかな~
- 多くの会社が認めないだろうなー
成功する人は、2時間しか働かない: 結果を出すための脳と身体のピークのつくり方
- そういえば、あの人もそうやって言っていたなー
- 資産運用のことかな~
- 「成功」を時間軸で捉えているタイトルかなー
- たくさん売れているなー
- 相当、気を使って生きている人が多いのだろうか…
- タイトルがわかりやすいなー。
というような感じだ。
効果としては、
- 情報仕分
- 立ち位置確認
- 時事把握
- ネタ発見
- 推測力アップ
- 仮説力アップ
多くの出版社が売れる本を作るために思考錯誤している。
その努力の結晶がタイトルや本の体裁を見ているだけでもかなり理解できる。
少ない情報から、多くを予測する力。情報が多い時代だからこそ、必要だと思う。
ミルキヅク