部下が、
「お盆に、勉強したいので何かよい本はありませんか」
と聞いてきた。
稀に見るモチベーションの高い部下だ。
下心があるにせよ、無いにせよ、
常に、己を成長させようとする態度は尊い。
「本を読む目的は?」
と聞くと、
「業務の知識を増やしたり、お客さんとの会話が上手になりたい」
と言う。
さっそく、
業務知識向上用で2冊準備した。
そして、
技術論の前の基本として、下記を紹介した。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
- メディア: 文庫
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人としての根源的なことが書いてある本は、たくさんあるが、
「自分が変わることで、人は変わる」こと
「人は一人で生きていない」こと
そんな事を理解するだけでも、
お客様とのコミニュケーション力は自然と上手になる。
往々にして、
頭がよくて、出来過ぎる人は、
独りよがりで、何でも自分でやってしまおうとする人が多い。
良く注意して行動しないと、
冷酷に見えたりもする。
その部下に、
余計なおせっかいだが、
自分が今どこの何を勉強しているか、体系的にわかるよう、
ミルキヅクオリジナルの文章を渡した。
そもそも、社会人はゆっくり本を読む時間がない。
だから、せっかく読むのならば、
効果的に、かつ、効率的に学んでほしい。
体系的に学習しないと、
点と点が結びついていかない。
いずれにせよ、
常に成長をし続けようとする部下の活躍が楽しみだ。
ミルキヅク