三時のおやつは、実は
「口臭を防ぐための食事ではないのか」という仮説を述べたい。
お昼に食べるおやつは
脂肪になりにくいという説もある。
また、15時ぐらいは、
脳の働きが一日の中でも、鈍くなる時間。
それを回復する意味で
15時のおやつがあると主張する説もある。
なるほど確かに、そうとも思う。
そしてその由来は午後2時から4時までの時間をさす江戸時代の言葉「八つ時」(やつどき)という言葉からだそう。
おやつは本来「八つ時」に、食事と食事の間の空腹感を抑えるため食べる軽食のことを意味していた
らしい。
空腹感を抑えるためもあるだろうが、
本来の真因は、「空腹感から発生する口臭によりお客に迷惑をかける」
からではないだろうか。
つまり、
他人に対して気を使う人が多い日本の社会では、
おそらく、口臭防止という意味で「おやつ」という
風習ができたのではないかと推測している。
仮にこの説が正しいならば、
そんな隠れたニーズを、オシャレにわかりやすく伝え
オフィスに「おやつ」を普及させるマーケティングをしてもよいだろう。
午後の空腹時に口臭がひどい営業マンもターゲットになるし、
人に接近戦で対話している職業についている人もターゲットとなるだろう。
間違っても、「口臭対策お菓子」とか
ダサい名称は使ってはいけない。
グリコなどは、オフィスでの
お菓子の配置販売はしているが、
口臭防止より、空腹を満たす視点が強いだろう。
「空腹を満たす」と、「口臭防止」では、
ターゲットが変わるということだ。
ミルキヅク