デノミネーションは、かならず起きると、
藤田田の本に書いてある。
デノミネーションとは、
通貨単位を変更することだ。
日本円ならば、
1万円を100円にしたり、
1千円を10円にしたりする。
現在の日本の価値で、
GDPが500兆円弱だが、
極論を言えば、デノミで、1万円を1までデノミすると、
日本のGDPは、500兆円→500億円になる。
500億でも、国力は変わらない。
極端に言えば、1万円を、0.000000000001ぐらいに
変更すると、GDPは1円というのも、ありうる。
福沢諭吉のお札に
0.000000000001円とか、書いてあったらどうだろう。
GDP1円でも、
経済は回る。
つまり、大事なのは、お金の単位ではない。
GDPがどういう数字でも
経済は回っているということだ。
経済がまわるとは、
「人の動き」があるということだ。
さらに言えば、
お金が無い時代でも、「人の動き」はあった。
GDPという概念ができる前にも、
「人の活動」をGDPで表すこともできた。
GDPは、ある意味、まやかしだ。
それが、下がった、上がった、心配する前に、
「人の動き」を活性化する対策をすればよい。
「人の動き」を活性化する対策とは、
人の役に立つ商品サービスを
必死で考えて提供することだ。
それは、GDP500兆円でも、1円でも、同じことだ。
ミルキヅク