日本では、
綺麗で形のよい野菜が店頭に並ぶ。
海外の野菜市場では
形の不揃いのものが多々見受けられる。
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むしろ、
そちらの方が、自然で、おいしそうに見える。
なぜ、日本は、これほど基準が厳しいのか。
もちろん、
消費者の要望ということであるが、
何か、おかしい。
自然の摂理からすれば、
いびつなモノの方が、普通だ。
まっすぐで、きれいなモノに
違和感がある。
規格から外れた野菜は、廃棄されたり、
別の商材へ変換される。
高い品質を求めることは
すばらしいが、
一方では、
「いびつであること」の価値が
ますます否認されている。
「野菜の形が変だから受け入れませんよ」
と、
「あなたは、不細工だから採用しませんよ」
は
何が違うだろうか。
品質基準も、ほどほどに
視点を間違えずに、
健康とおいしさでイメージを変えていくことだ。
ミルキヅク