物の壮大さと、その物を作った作成者のコンプレックスは表裏一体のことが多い。
偉人は、大きなコンプレックスの塊だったに違いない。
- ピラミッド
- サクラダファミリア
- ヴェルサイユ宮殿
- モンサンミッシェル
- 金閣寺
- 大企業
コンプレックスは一見すると隠れているので、本人にも自覚症状がない。
一流企業を作り上げた社長のコンプレックスは半端ない。
誰かに馬鹿にされて、それがくやしくて、大企業にした社長も多いだろう。
コンプレックスとは、「恥ずかしい」と思う気持ちだけではない。
「人生は一度だから、何かを成し遂げなければいけない」という気持ちも、コンプレックスの表れだ。自己顕示欲なのかもしれない。
自己顕示欲が芽生えるのも、馬鹿にされたり、存在を認められなかったり、いろいろあったのだろう。
自然界に、コンプレックスはない。
着飾ることもないし、誇張することもない。
ただ、自然と、そこにある。
人も、与えられた才能を開花させながら、ただ、淡々とやるのがよい。
そのコンプレックスなき奥深さの中にこそ、「壮大さ」が垣間見れる。
ミルキヅク