なぜ人は急いで生きるのか?時の支配から逃れる方法

営業マンがこの世からいなくなったら?

営業マンに、今この瞬間、「営業」と言う仕事が、この地球上からすべて無くなったらどうなると思う?と、尋ねたら、「受発注体制さえあれば特に何も起きないと思います」と答えた。

 

同感だ。

 

「営業」とは、すでにあるGDPの取り合いだ。営業マンが頑張る会社にお金が集まる。

 

営業マンがいなくても世の中がまわるなら、急いで生きる必要はないのでは?

 

なぜ人は急いで生きるのか? 

 

 

 

 

 人生は一度しかないというマインドコントロール

人生は一度しかない」という標語に、多くの人が共感を覚え時間を大事にする。

 

しかし、人間以外で焦っている動物はいない。

 

人間が焦る理由は、時を意識できる力と、競争と、だ。

 

 

 

人間が急ぐ理由は時の概念の理解

「人生が一度」と勝手に定義しているのは人間だけであり、その他動物は、そもそもそのような認識すら持っていない。だから、人間以外の動物は、「人生が一度かどうか」という視点では焦らない。

 

 

我々は、知能があるがゆえに、時間という概念を作った。

 

動物は腕時計もしないし、時の概念を持っていない。

 

時間を感じられるから、寿命が計算でき、残り時間がわかるから焦るのだ。

 

 

 

人間を焦らせる元凶:競争

時間を意識できるからこそ、死も意識し、そして焦る。

 

時とは別に、日々の生活がある。労働者は給与を得ないと生活できない。そこには、厳しい競争がある。

 

だが、この世の本質は弱肉強食ではなく、共存共栄社会だ。その中で各自が役割分担を果たし合う世界だ。

 

焦らなければいけない本当の理由は競争ではなく、自分の役割分担を把握していないからだ。だから、あれも、これも手を出して、力が分散する。

 

そして、製品サービスが中途半端だからこそ隙が生まれ、余計な競争になるのだ。

 

1つに絞り、誰よりも技術を究めれば、競争相手はなくなる。競争相手は、弟子か協業相手に変わる。

 

 

焦るべきは、自分の役割分担探しである。

 

だから、ミルキヅクは、理念実現書の大切さを主張している。 

 

 

 

時の支配から逃れられない人間の欲

衣食住と、生活の安全がとりあえず確保できたら、焦る必要はない。

 

現に、沖縄は東京に比べて、物価の違いもあるが、平均年収が低い。

 

では、多くの人が苦しんで生きているかと言えば、東京の殺伐とした忙しさをよそに、仕事がないと言いながらも餓死せず生活できている。

 

仕事先がないことと食べ物がないことは別の問題だ。

 

我々はモノを買う時、比較する。そして、より良いモノを選ぼうとする。比較し選ぶからこそ競争社会になる。

 

競争があるから、改善活動を急がなけれいけない。それは日々の創意工夫を生む。そして、新たな競争を生む。

 

もっとゆっくり歩きたいと思っている人は多い。  

 

しかし、世の中がそうはさせない。

 

相変わらず、日々の売上げと生活にあくせくする。少しでも油断をすれば負け組になる。

 

これからも、この大きな流れは変わらないだろう。

 

なぜなら、忙しさを生んでいるのは、自分たちの「欲」だからだ。もっと安くていいモノがほしいという欲、もっと快適な物がほしいという欲だ。

 

人間の欲は底なしだ。この各個人の欲が、忙しさの元凶となっている。

  

極論を言えば、「私は、これ以上の生活を望まない」という人が増えるほど、急がなくてもいいともいえる。

 

 

快適さの追求をやめた時、ホッと一息できるに違いない。 

 

ただ、そんな社会はやってこないだろう。

 

なぜなら、人は常に快適さを求めるからだ。 

 

そして、その快適さを求める人のニーズに応えるために、頑張り続ける人がいるからだ。

 

この世のため、人のために頑張り続ける人を理念人と呼ぶ。

 

理念人は時に支配されていないため、急ぐという概念がない。ただただ、寿命が来るまで世のために尽くす。

 

 

 

急がないための解決策

忙しい世界から逃れるためには、理念を持って生きることだ。

 

唯一、己の理念に基づいた生き方ができている人だけは、時の支配から逃れることができる。

 

どれだけ、忙しくても、時が止まって感じられる。なぜなら、理念の中で生きる人は時間を超越するからだ。

 

理念人が増えるほど、共存共栄社会が実現し、時間に追われない生活になっていく。

 

人間よりも進化した宇宙人は時間に追われているか?きっと、負われていない。

 

なぜ、人は忙しくするのか?その本質を自問自答してほしい。

 

ほんの少しでも豊かな生活や精神を手に入れられるだろう。

 

 

 

 時間の支配から逃れる理念実現書

mirukizuku.hatenablog.jp

 

 

 

 

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