「人間自身が神様とか、自分の中に神様がいるんだよ」という話を一度は聞いたことがあると思う。
神様の定義はいろいろあるが、仮に「物事を一番初めに創造した万能の存在」ということにしよう。
NHK番組モーガン・フリーマンの『時空を超えて』の「太陽のない世界 人類は生存可能か?」に思わず見とれてしまった。
なぜなら、
宇宙エネルギーを利用して、光のスピードで移動できる装置がすでに理論上でき上がっている話だったり、核融合を利用して人口の太陽が作れる話だったり、はたまた、宇宙自身が無くなっても別の宇宙に移動するやり方を研究している人の話を紹介していた。
ふと、テレビを見ながら、「これって、まさしく神」と思った。
神よりランクを下げて、宇宙人としても、まさしく、上記の技術を習得した人類は、宇宙人と言えよう。
宇宙人の定義は、「頭がいっちゃっている人」とか、「UFOで移動する存在」として考えられている。人間が宇宙人になることは、まず間違いないなさそうだ。
人類は未来を制御する歴史
人間は、技術を常に進化させてきた。
たとえば、ロケットに辿りつくまでに、人間は馬車、自転車、自動車、電車、飛行機と、順番に技術を蓄積してきた。今では、光のスピードで移動する装置も構想上は完成している。
実際に、火星移住計画が始まっている。まずは、100万人を移動させるようだ。
人類はあらゆるものを制御している。「制御の歴史を歩んできている」ともいえる。
たとえば、「火」の制御で言えば、料理、錬金術、焼却装置、空調装置、発電装置などいろいろだ。また、「火」に限らず、水、風、土、食、病気、天気、寿命、はたまた「運命」、「時空」なども制御しようとしている。
人類は未来を制御しようとしている。
蛇足だが、物事が完全に制御できると「占い」は必要なくなる。 「占い」は、未来が制御できないから生じる行為だからだ。恋愛でも、経営でも、健康でも、完全にコントロールできるならば、「占い」は不必要となる。
宇宙の外には何がある?
ところで、宇宙の外には何があるか想像したことがあるだろうか?
生物の進化は、海から始まった。海から宇宙に視点を変えるほど、抵抗が少ない空間となっていくことがわかる。海の中で移動するのと、陸とでは、スピードが違う。同じように、陸と、空でもまったく違う。空と宇宙ではさらに違う。
そう考えると、宇宙の外には、宇宙よりも抵抗値の少ない空間が存在しているはずだ。
質量を持たない物質で充たされており、よく言われる「無」の空間ではなく、現技術では知覚できない「有」がぎっしり詰まった世界だ。
「宇宙の外」の外はどうなっているか?
海の抵抗は、「水」、陸は「空気」、宇宙は「質量」、宇宙の外は「電気」が抵抗と考えると、宇宙の外の外は、電気すらない空間で、何らかの抵抗が存在しているはずだ。
洒落た推測で言えば、「想い」という抵抗値だろう。
「宇宙の外」の外の空間は、過去、現在、未来が一体化された原盤が存在しているはずだ。
我々が見ている世界は、その原盤に時という物質を流し込んで見えている製作物に違いない。
では、誰が、「時」を流しているか?
とりあえず、きりがないので、このあたりにしておこう。
ミルキヅク