毎年、「恋人にしたい有名人ランキング」が発表されるが、心の底から好きな芸能人と友達になりたいと思ったことはないだろうか?
そんなあたなに、友達以上の関係に成れる方法をご提案したい。
通常のアプローチでは、まず無理
憧れの人は常に雲の上の存在。そう考えている人が圧倒的だ。
情熱のこもったファンレターを送り続けたり、全国中のイベントに顔を出して最前列に立って顔を覚えてもらったり、ファンクラブで異常に貢献したりと、オーソドックスなアプローチで、甘い期待を抱いている人も多いだろう。
しかし、良く考えてほしい。
その方法で友達以上の関係になれる確率は、宝くじに当たるぐらい難しいだろう。
一生懸命、ツイッターやフェイスブックでフォローしても、永遠に友達以上に成れない。
そこで発想の転換が必要だ。
ディレクター的アプローチ
そういった憧れの人に、現時点で、上から目線で指示している人は誰だろうと想像力を働かせてほしい。
勘が鋭い人はもうお気づきだろう。
そう、あなたは、憧れの人に指示したり、ミーティングをしたり、打ち上げで必ず呼ばれる立場の存在になればよいのだ。
つまり、憧れの人が関与するジャンルをコントロールする人になればよいのだ。
たとえば、男優、女優を狙うなら、映画監督やファッションデザイナー
歌手なら、プロデューサーや作曲家や作詞家。
雑誌の編集長でも良いだろう。
彼ら、彼女らの仕事に関わるジャンルでディレクター的存在であれば、友達以上の関係になる確率は高いのだ。
はたまた、会社の社長になって、CMで器用することも可能だ。
常連のクライアントは無碍にはされない。
熱狂的情熱のベクトルを変える
多くの人は、「憧れの人をコントロールする立場なんて……!」と思うかもしれない。
また、そもそも、映画監督とか、プロデューサーなんて成れない、と思っているかもしれない。
しかし、傍から熱狂的ファンを観察していると、その情熱のすべてを注ぎ込めば、可能性はかなり高いと推測している。
憧れの女優を一番輝かせるためのストーリーを考える脚本家でもいい。
彼女のために、ストーリーを書くのだ。
一人のために作られたコンテンツは、広いターゲット向けに作らた、汎用的コンテンツの何百倍もの威力がある。
同様に、憧れの歌手にミリオンヒットを提供するような曲であったり、憧れのお笑い芸人が爆発的に売れるコンテンツを提供する人になって、友達以上の関係を目指すのだ。
動機は何であれ、モチベーション高く毎日生活できること自体が楽しいに違いない。
ファンというポジション自体が好きならば、そこに定住すればよい。
しかし、いずれにせよ、日々の平凡な暮らしで、叶わぬ理想だけを追い続けて一生を終えるなら、一度挑戦してみる価値があるのではと思う。
ちなみに、このお話しは、「憧れの人」と友達以上の関係になる話だけでなく、ビジネスシーンでも応用ができる。
「夢」を夢として終わらせるのではなく、実現する方法を工夫してみてほしい。
ミルキヅク