現代の企業の最も必要な価値観とは~本物品質を追求する

妻があるフライパンを買った。コーティング機能が強く、焦げ付きも少なく、洗うのが簡単な製品だ。実際使うと、紹介されていた内容とは異なり、がっかりしていた。

 

世の中は、企業の誇張広告で溢れている。情報は脚色され、買って失望する人は多い。どうしても、販売には誇張が伴う。時には法律ギリギリで、何とか、認知、購買に繋げようとする。購買者は、企業のうさんくさい広告に高い免疫がつき、拒絶反応がではじめている。購買者は今、真実ある製品・サービスを求めている。

 

 

 

真実を販売する会社とは

通販サイトアマゾンは、『顧客は常に正しい』という理念で購買活動を最適化している。すばらしいと思う。しかし、必ずしも製品・サービスの「真実」を販売しているとは限らない。

 

製品・サービスの「真実」とは、「本物を提供する」という意味だ。ミルキヅクのいう「本物」の意味は偽物の反義語ではない。商売において偽物を売るのは言語道断だ。

 

「本物」とは、たとえば、化粧品でいえば、副作用なく、安心してシミ、そばかす、しわを完璧に無くすものだ。発毛剤も同様に、副作用なくフサフサの状態にする製品だ。

 

「本物」製品は、少なくとも広告で紹介した通りの効果は発揮すべきだ。

 

 

 

夢物語を愚直に追究する

もちろん、ミルキヅクが言うところの本物商材の開発は夢のようであるが、その夢の実現のために、真実の情報を提供する真摯な姿勢が求められる。目先の売上も確かに重要であるが、従業員の給与の原資を得るための売上は真実とは言えない。目的と手段が混同した中で真実の製品・サービスが生まれるはずがない。

 

船井総研の故船井氏は、「本物」というキーワードを何度も繰り返した。隠し事がオープンになりやすい世の中になった。一方、情報がオープンになっても、真実の情報を見極める力が受け手側に不足している。商品を買って、がっくりする体験と似ている。

 

真実の見極め方は確かに難しいが、少なくとも、真実に近づくために、いろいろなモノを自ら経験し自分の頭で考える事が大事だ。

 

 

 

真実を販売する会社

今後、真実を販売する会社の存在意義は増々高まるだろう。隠し事やうさん臭い広告や、売るための誇張などは極力控えた方がが良い。それらにかけるすべての労力を、真実を実現する製品・サービス作りに捧げると良いだろう。

 

「真実が生き残る」という仮説が今の時代に当てはまるならば、成功確率はかなり上がるだろう。

 

「作り手上手の売り下手」は、特に日本で当てはまりやすい。しかし、今は、SNSの発達で真実は一気に拡散する世の中になった。たしかに、真実を見極める力が購買者に欠如していると、その拡散も思うように進まないかもしれないが、少なくとも、真実ある製品・サービスは自ら拡散しうるオーラを放っている。そのオーラは、真実を求める人の目に止まるはずだ。

 

 

f:id:mirukizukublog:20141106155935j:plainミルキヅク 

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