もしも自分が大塚家具のコンサルタントだったら

大塚家具の話しは人ごととは思えない。

そこで、もしも自分が大塚家具のコンサルだったらという視点で考えてみた。

 

門外漢が勝手なことを書いている記事だと思ってご了承願いたい。

 

商材とターゲット

さて、まずミルキヅクが定義している「戦略」である「誰に」のターゲットと、「何を」の商材を改めて考えてみたい。

 

ターゲットは、上位1%以内の超富裕層がよい。

「何を」にあたる商材は、ソファの1点集中だ。それ以外には、今は、手を出さない。

 

販売方法

次に販売方法。

 

配置販売を研究するとよいだろう。まず現在の店舗は状況を見ながら一つずつ閉店していく。人員は絶対に削減しない。次に、超富裕層が現れるホテル、お店や施設等に、無料で大塚ブランドのソファを置かせてもらう。すでに行っているだろうか?

 

ソファは、それが配置してある施設から買うこともできるし、ソファについているQRコードや目の前に置いてあるカタログ等からも直接購入ができるようになっている。

 

つまり、ソファに込められた哲学が、ベストフィットする他の施設を展示ルームとする作戦だ。

 

接客が強みであるらしい現在の従業員は、すべて攻めの訪問営業に集中させる。

 

ソファのコンセプト

ソファーのコンセプトは以下の3つ

  1. 立って座れるソファ
  2. 家族と繋がっているソファ
  3. 安心を提供するソファ

 

今後、富裕層の高齢化は増々進む。座り込む姿勢は高齢者にはキツイ。起き上がるのも大変だ。少し膝を曲げる程度で座れるソファがあると良い。

後は高さを自動調整できると良いだろう。

 

そしてソファには家族と繋がれるIT技術が組み込まれている。

 

また心拍や健康状態を自動で測る装置も付いている。それらのデータは大塚家具ならびに家族等に共有される。

家族に連絡が取れない場合は、大塚家具が仲介役となりご主人さまをサポートする。つまり、安心を提供するソファとも言える。

 

その他、座りごごちや素材等はカスタマイズできると良い。世界の富裕層相手ならば、日本特有かつ機能的なモノに特化するとよいだろう。

当たり前だが、それらの技術はどこよりも優れていることが前提だ。それが匠の技だろう。

 

ソファの価格

価格は1台最低でも100万円以上。

超富裕層が自分のために買う場合と、息子や娘に買ってあげる場合を想定。

 

大塚家具の強みである修繕を活かす。顧客の依頼に応じて、いつでもすぐに気持ちよく対応する。

修繕費は材料代のみいただく。出張費やその他経費は絶対にもらわない。

修繕費でケチケチしないことだ。安心を売るのだ。大塚家具と顧客を一生繋ぐソファでありたい。

 

その他付属サービス

ソファには購入者の家庭の物語が入ってくる。修繕して次世代へと引き継がれる。そこで、自伝や家族史や家系図などを無料で作成してあげる。自伝などのヒアリングは接客術が活かされるだろう。ソファはご主人さまの生き様を知っている。それを記録として後世に残してあげるのだ。

 

販売目標

5万人 x 100万円 =500億

1%の超富裕層は50万程度はいるだろう。その1割に買ってもらって売上500億だ。

これを世界展開して5000億まで行きたいところだ。

 

家具は家宝である。代々使われるソファ。共に歴史を歩むソファ。

 

哲学を込める

大塚家具の哲学は創業者しかわからない。そして、騒動によりブランドイメージが傷ついてしまったことは確かだろう。

そこで、お父様と久美子さんが共演し、いろいろあったが、お互い笑顔で家族の絆を演出するCMを作ると良い。本気でなければだめだ。ウソのCMはいけない。視聴者はすぐに見抜くだろう。

 

同時に、家具に対する熱い哲学や思いを視聴者に伝えるのだ。涙が自然にあふれてくるCMをつくってほしい。家族はこんな騒動ごときで崩壊するもんじゃないんだと。

 

そこにはいつも、大塚家具のソファがあった・・・。 

 

ずいぶんと勝手なことを書いた。少しでも経営回復のサポートになれば幸いである。

 

 

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