日本の企業は380万。上場企業は3500社程度
多くの学生は安定を求め、大企業や公務員を目指す。
人口減少は今後も進み、人手不足が加速する。
そういった社会に対応するために、働き改革が叫ばれている。
松下幸之助は「企業は人なり」と言った。
しかし、昨今は、AI(人工知能)が人間をお荷物扱いするような話題もでている。
確かに、将来、働き方が変わることは間違いない。
競争に勝つために企業はM&A(合併)を繰り返しているが、企業という概念は箱であることに多くの人が気づいていない。
企業は、箱だ。
ただの箱だ。
その意味が、これから15年ほどすれば理解できてくるだろう。
やはり、最後は、「人」なのである。
この世は将来も人間社会が続く
さて、この世は、人工知能ロボットが生活する社会でなく、GDPで回る人間社会だ。
資本主義においては、GDPの三面等価が保持される。
生産、消費、分配は等価する。
ロボットは、消費行為を行わない。
労働者の大半は、給与をもらって生活している。
労働し、給与をもらい、消費をする。消費は企業の売上に繋がり、売上の元が、労働者が生産する商品サービスだ。
この三面等価は強い。人間だけのモノだ。
であれば、依然として、人間社会が続いていく。
優秀なロボットを作り上げるのですら、人間なのだ。
優秀な人材を獲得するために投資
さて、多くの企業は、優秀な学生を採用するためにお金を投資する。
人材教育にお金を使うよりも、始めから優秀な人材を獲得するためにお金を使った方が費用対効果がよいと理解している。
そこで、普通であれば、安定を求め大企業に行ってしまいそうな優秀な人材を、中小企業に呼び寄せるキャッチフレーズを考えてみた。
もちろん、企業に優秀な人材を受け入れる風土と器があることが前提だ。
優秀な学生は何を求めるか
多くの就職活動する学生は次を意識する。
- 年収
- 休日
- やりがい
- 自由度
- 人間関係
優秀な人材を獲得するためのキャッチフレーズ
日本一休日が多い会社
日本一給与が高い会社
日本一やりがいのある会社
日本一ゆるい会社
日本一好きなようにさせもらえる会社
日本一ITが進んだ会社
日本一社内婚が多い会社
日本一の教育システムと育児システムを併用した会社
日本一福利厚生で海外旅行に行ける会社
日本一出勤時間が自由な会社
日本一先輩がやさしい会社
日本一労働時間が短い会社
日本一必要とされる会社
日本一の社員が集まる会社
ニッチで世界一を目指す日本一の会社
副業で稼げないような学生は採用しません。(オススメのキャッチフレーズ)
社長のコミットメントが必要
上記のキャッチフレーズを本気で実現するには、経営者の情熱が必要だ。
日本一や世界一を目指すには、まず、現段階で、一位の会社を把握しなければいけない。
一人でもキラリと光る会社は、ニュース記事のネタにもなる。
ネタになれば、メディアに取り上げられ、会社名の認知度が上がる。
商売でも同じだが、知らないと購買されない。
認知無くして購買無しだ。
人材採用も、認知なくして、採用無しだ。
ぜひとも、キャッチフレーズと中身が伴った会社を目指して、優秀な人材を獲得してほしい。
そのためには、知恵と工夫と固定観念からの解放、つまり、柔軟発想が大事だ。
すべて、社会通念に捉われない、社長の柔軟性にかかっている。
ミルキヅク