お金の本質を考える

お金について考えてみたい。

お金とは?

お金は商品・サービスを買うツール。経済を循環する血である。

 

お金という概念がない時代は、ぶつぶつ交換。お金が発明された後は、貝、貨幣、紙幣、電子マネー、仮想通貨と進化している。無形化し、最後は数字さえ消えた概念だけになりそうだ。

 

お金で不幸になる人ならない人

お金があれば幸せとも言えない。お金を持ったがゆえに不幸になるケースも多い。

 

たとえば、ギャンブルや相続で大金が手に入り人生が崩壊する場合もある。

 

お金ですべてを手に入れることはできない。次はお金で買えるだろうか?

健康、パートナー、自信、信頼、愛、友情、恋愛、時間、問題、美、幸福、運、経験

過ぎ去った過去や失った命はお金で買えない。

 

なぜお金が必要?

そもそもなぜお金は必要なのか?

 

生命の維持

衣食住を担保し、生命を維持するため。

 

やりたいことができる

金がなくてできないことも多い。

 

欲しいものが手に入る

物理的に購入できるものが増える。

 

自尊心

人の世話になりたくない心。

 

楽をしたい

人にやってもらうことで楽をする。

 

お金と失敗

お金にまつわる失敗も多い。

 

経営

資金繰りができず倒産。偽装会計、詐欺、横領等もある。

 

結婚

結婚詐欺。お金でパートナーを選ぶ。

 

政治

収賄汚職、賄賂。

 

宗教

宗教にハマりお金を吸い取られる。

 

相続

親族関係に亀裂。

 

投資

蓄えた資金を一瞬で失う。

 

自然環境破壊

利益追求で人が住みにくい環境になった。

 

年収が高い職業

お金にまつわるトラブルはあまりにも多い。そのくらいお金は魔物である。しかし、資本主義では必要なツール。では、どうしたら多くのお金が手に入るか?

 

年収が高い職業は次の6つ。

医師、航空機操縦士、大学教授 、公認会計士・税理士、弁護士

要は高度な技術と知識が要求されるもの。成れる人は少ない。

ニーズがあることが前提。

 

一方、富豪や超富裕層は次の3つ。

上場企業オーナー

非上場企業オーナー

不動産オーナー

 

お金がもらえる根本的な理由

ところで、なぜお金が手に入るのか?その根本的な理由は、購買者がお金を持っているから。

 

逆に言えば、購買者にお金がなければ、どんなに優れた製品・サービスがあっても売れない。結果、お金持ちは生まれない。

 

購買力は国によってコントロールされている。つまり、全員がお金持ちにはなれない。

 

お金のない社会

では、お金が不要な社会は成立するか。そもそも人類誕生のころはお金がなかったので成立はする。

 

また将来においても、仮に人間がヒューマノイドとなって衣食住に拘束されず生きられるようになったら、お金から解放されるかも知れない。宇宙船でやってくる宇宙人はお金を持っていないはずだ。

 

また、ぴったり相殺し合う社会ならGDP0円でお金が不要な社会が理論上は成立しうるか。

 

少ないお金で幸福感を味わう知恵

お金持ちになれる確率は低く、仮になったとしても幸せは保証されない。であれば、お金に影響されないマインドを身に着けた方が賢い。

 

たしかに、破産しても何度でも億万長者になれる力を持っている人は強者だが、本当のお金持ちとはいったい誰だろう。

 

お金の心配をせず生きられ、働かなくても生活できる。そんな強者がいる。

 

赤ちゃん戦法

赤ちゃんだ。

 

赤ちゃんの本質とは、無防備かつ純粋無垢。赤ちゃんをイジメるようならば、周りからボコボコにされるだろう。生まれながら集団的自衛権を持っている。

 

最強の防御は、無抵抗。

 

また、赤ちゃんは死を恐れない。だから無敵だ。死をまったく恐れない人はある意味最強だ。

 

赤ちゃんが提供しているものは「未来の希望」と「癒し」。

 

赤ちゃんをよく観察して、あなたの人生にも応用してみよう。

 

マザーテレサ的生き方

同様に少ないお金で幸福感を味わう赤ちゃん戦法とは別の生き方がある。

 

マザーテレサ的な生き方である。

 

マザーテレサ的な生き方とは「太陽のように」生きることである。すなわち、自らを燃焼させ分け隔てなく万人を照らす。

 

太陽に攻撃を仕掛けるバカはいない。太陽が神と崇められているように、マザーテレサ的な生き方をしている人が助けを求めれば、世界中からお金と力が集まるだろう。

 

それはプライスレスな価値である。

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