なぜ東芝は失敗したか?
答えは簡単だ。
挑戦したからだ。
トップの経営判断ミスとも言われているが、根本的な要因は、挑戦したからだ。
「失敗」の言葉が匂わない大人や会社は、相当に頭が良いか、ただの臆病だ。
一寸先は闇。
誰も、神さまのような正確な決断はできない。
どれだけ情報収集して、綿密に戦略をたて実行したとしても、失敗する時はする。
が、失敗はマイナスではない。
成功の一部と捉える力があるかどうかだ。
人生は、盛者必衰で諸行無常。
成功しても浮かれない。失敗しても落胆しない。
ただ、やれることを日々全力で行うのみ。
すべて、挑戦あっての話し。
挑戦無き者に、他人の失敗を非難する資格など、ない。
死の原因
同じように、なぜ、xxは死んだのか?と亡くなった人や失ったことを悩んでも過去には戻れない。
ガン、心筋梗塞、脳梗塞、交通事故、災害など死亡の原因はいろいろある。
その原因を探ったところで、亡くなったモノは戻らない。心もスッキリしない。
しかし、ある和尚の言葉が心に響いたが、本当の原因は、「生まれたから死ぬのだ」と。
科学の進歩で、この大前提すら壊れようとしているが、原則はそういうことだ。
因果はいつまでも続く。
出会いがあれば、別れがある。
生があれば死がある。
挑戦があれば、失敗がある。
失敗があれば、成功がある。
挑戦と失敗は常にセットで表裏一体だ。
挑戦は、失敗の原因であり、失敗は成功の一部だ。
だから、挑戦は、それ自体、成功なのだ。
東芝は挑戦したらから失敗した。
そして、失敗したから、成功中だ。
東芝の優秀な力を結束させれば、百人力だ。
心から応援したい。
ミルキヅク