効率的な勉強法のまとめ

効率的な勉強法についてまとめた。

 

 

 

目的の確認

そもそも、何のために勉強をするのかを自問自答する。

 

なぜならモチベーションに関わってくるから。

 

その勉強は本当に人生の大事な時間をかけてなされるべきことか?

 

 

目的が決まったら、次は方法。

 

 

 

 

 

教材選び

参考書は、amazonで評価が高いもの。

 

youtubeコンテンツは、再生回数が多くて評価が高いもの。

 

必要なら、UdemyやSchooなどのリスキリングサイトもある。

しかし、おおよそはyoutube動画で十分。

 

 

まずは「何がわからないのか」を自覚するために、参考書等を一読する。

 

何がわからないか

 

を知る。

 

知識はそこから加速的に吸収されていく。

 

 

 

 

 

参考書の読み方

マーカーについて

最初の一読では、気の向くままにマーク。

 

何がポイントがわかる段階になってはじめて赤ペンでマーク。

最初から赤は使わない。

 

復習時に赤マークだけ確認するだけにするから。

 

 

 

 

記憶について

暗記に使える時間も限られている。

 

そこで、基本概念の意味を理解する。

 

といっても、基本概念の意味が根底から説明されていない参考書が多い。

 

一方、多読を通して本質がわかる面もある。

 

本質的な意味が分かると、応用部分の暗記量が減る。

 

本質を知る喜びは勉強の美味。

 

 

 

暗記ものは単語帳に抜き取る。単語帳はスマホでよい。

裏技

スマホのリマインド機能を活用して覚えたい語彙を強制的に目にいれる。 

 

 

勉強して不明な点は、さっさと質問コーナーを活用する。

yahoo 知恵袋、OKweb、美容系、医療系、エンジニア系といろいろある。

 

すぐに質問に答えてくれる人が近くにいると助かる。

 

一方、時間をかけて自ら熟考することも力になる。

 

多くの場合、教科書等の説明不足による理解不能が多いので、早く聞くのがてっとり早い。

 

説明不足の状態で自ら考えるとは、調理器具がない状態で料理をするようなものだ。

 

 

 

タイムマネジメント

ゴールデンタイムと隙間時間をうまく活用する。

 

 

通常は朝に頭がスッキリしている方が多いと思う。

 

たくさん考えるものに取り組むとよい。

 

 

昼寝後

朝よりはスッキリしてないが、少し頭が復活する時間帯。

 

 

散歩中

youtube等や耳で聞く教材。

 

座って勉強すると眠くなるよう教材をあてがう。

 

散歩勉強

将来はVisionProグラスタイプかスカウタータイプが主流となり、散歩しながらリカレント教育しやすい環境が整う。

 

現代人は電子ディスプレイで眼精疲労や視力低下になっているため、耳教材は重宝されるだろう。

 

 

お風呂後

お風呂後のゴールデンタイムも深い思考がいるものに取り組むのがよい。眠くなればそのまま寝る。

 

ちなみに、寝る前の読書にもリラックス効果があるとされている。

 

 

すきま時間

すきま時間」や「ながら時間」の活用はマスト。

 

記憶ものをやる。

 

記憶のための勉強時間はあえて取らない。

 

 

一度記憶したものを「思い出す(リコール)」という行為は面倒だが、習慣化されると記憶力が強化される。激おすすめである。

 

間隔を置いて何度も思い出すと長期記憶に残りやすい。

 

だから反復想起できるように、意図的に暗記物は細切れの時間で行う。

 

 

記憶力強化の裏技

布団に入ったら何も考えずに寝るのがよいが、記憶力を強化したいなら、朝からの行動を一連の流れで思い出すとよい。

 

隙間時間は日々の中にたくさんある。

1分単位の隙間時間をうまく活用してほしい。

 

 

 

情報整理

学んだことを一生使えるコンテンツにしよう。

 

そのためにブログや動画でアウトプットする。

 

 

ブログ

Note、はてなブログなどに情報をまとめる。

 

まとめる情報とは、一生をかけてまとめたい情報である。

 

継続して情報更新を続けると、そのコンテンツはオリジナリティを帯び、youtube発信のネタとなる。

 

情報整理のやり方の参考書

思考の整理学 (ちくま文庫)

要は、トピックを決め、定期的に情報更新することが書いてある。

 

 

youtubeで発信

学んだことは人に伝えたり、教えたりすることで理解が深まる。

 

自分の説明を自分が客観的に聞いてわかりやすければ、対象物を良く理解しているということだ。

 

発信に気が引けるならば非公開でもよい。

 

別の利点として、将来、生成AIにそれらのコンテンツを読み込ませると、死後も子孫たちが自分AIと対話できるようになるだろう。

 

 

 

 

余談:大学受験について

高校生活の勉強時間について分析してみる。

 

高校生の時は、頭脳というより、勉強の要領の良し悪しが成績と関係している割合が大きい。

 

そこで少し分析してみよう。

 

高校生活の休日は何日あって、どのくらいの勉強時間が使えるのか?

 

 

 

休みの勉強時間

夏休み+冬休み+春休み 80日

土日祝日 100日

 

すると1年で180日

 

180日x3年間=540日

 

高校3年の春は入れないので、約500日

 

集中して勉強できる時間を1日6時間とする。

 

500日x6時間=3000時間

 

 

 

この3000時間は物理や数学など授業中に内職しにくい教科に充てるとよい。

内職とは

授業中に他科目をこっそり勉強すること。

 

主要科目5教科として、3000時間÷5教科=600時間。

 

1教科600時間使える。

 

1つのモデルケースを紹介したい。

 

例えば、数学全ジャンルを600時間でこなすには、演習問題に7割の時間を使うとして、インプットに利用できる時間は、600時間x3割=180時間。

 

 「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」「数学C」の6ジャンルあるので、180時間÷6=30時間。1ジャンル30時間インプットに使える。

 

youtube動画で、『河野玄斗の神授業』、及川先生の『数学力向上チャンネル』の【奇跡の神授業】、PASSLABO in 東大医学部発「朝10分」の受験勉強cafe の【全パターン解説】などを倍速で聞くのがおすすめ。

 

良質な動画コンテンツをドラックするだけで自分オリジナルの動画教材がカスタマイズできるサイトがあると便利。単に、リンクを自分のブログに貼って整理すればよいだけだが。

 

 

 

平日時間

授業中は講義に集中すると共に、暗記ものをやると良い。

 

登校日は3年間でざっくり500日。

5授業x40分=200分=3.3時間

3.3時間x500日=1650時間

 

1650時間x60分=99000分

 

99000分の1割を暗記に使えたとして、

暗記に使える時間を1語彙1分とすると9900用語。

 

内職で見つかりにくい方法
  1. 下敷き(定理と公式:数学) B5 数研グッズ
  2. 暗記したいものをA4の紙に印刷。抜き差しできる透明ファルダを下敷き代わりにつかう。
  3. クリップボード付バインダーの左側を使う。
  4. 穴あき用紙で途中に差し込む
  5. タブレットを使えるなら待機画面を活用。

 

邪道:カンニングツールの活用もできる。たとえば、ペンに覚えたい英単語を仕込ませる方法はどうか?(面倒か…)

 

 

徒歩、電車、バス等での通学中は、暗記物、思考物どちらでも気分に合わせてやればよい。行きは思考物、帰りは暗記物がよいか。

 

 

 

勉強場所

勉強場所はこだわらない。

 

なぜなら、受験日当日、隣人が気にかかったり、異臭、証明の明かるさ、太陽の反射、騒音、室温、二酸化炭素濃度等、様々なトラブルがある。

 

受験の失敗は、環境のせいにはできないので、最悪な環境でも思考できる訓練をするしかない。

 

 

 

睡眠時間

睡眠時間はしっかりとる。

 

誰かの根性論につられて短時間睡眠にしない。

 

また短時間睡眠を自慢しない。

 

短時間睡眠の時点で効率が悪い勉強をしているのだ。

 

また、睡眠時間を削ってやればよいという安易な発想は、「今を集中しないこと」の言い訳となる。

 

「寝ずにやればいい」ではなく、今すぐやるのだ。

 

睡眠時間も勉強の内。記憶が定着するには睡眠が必要。

 

最低、7-8時間は取りたい。

 

20分の昼寝もおすすめ。30分ウトウトするぐらいなら即寝る。

 

必殺の垂直昼寝

気持ちのよい昼寝法を伝授。

 

いるもの

  1. 最低肩ぐらいまである椅子
  2. ネックピローまたは赤ちゃんの授乳用クッション
  3. すべり止め付き座布団(お尻のすべり防止)
  4. ひざ掛け
  5. 耳栓
  6. 目隠し
  7. 空調ツール

 最後に、早く睡眠に入るための呼吸法を行う。

補足

2.自分の首がもっとも安定するものを選ぶ

 

3.は低反発、高反発クッション等自分が気持ち良いものを選ぶ。すべり止め機能は、寝る姿勢を保持するため。

 

4.ブランケットは、膝かけの意味もあるが、一番の目的は、膝に巻くことで、膝を固定し昼寝の体勢を保持させるため。

 

これで、座っているのに、まったく力を入れない状態で寝られる。 

 

 

 

食事について

血糖値を急速に上げる食事をすると眠くなるので注意。

 

食べると必ず眠くなるものを分析しておく。

 

たとえば、自分の場合は以下の時。

 

  1. 大判焼き
  2. みたらし団子や五平餅
  3. カレーライス

 

受験日当時に下痢になったら最悪だ。

 

日頃から、何を食べるとお腹を壊すか、何を食べると頭が冴えるか研究するとよい。

 

例えば自分の場合は、

 

お腹を下すもの⇒牛乳、ジャンクなお菓子(白砂糖が多いもの)

頭が冴えるもの⇒鶏肉、コーヒー

 

 

 

その他

アナログ教科書や参考書は携帯性が悪い。

 

デジタル教材をスマホに準備しておく。

ただし、必要以上にデジタル教材化しない。

 

基本はスマホで写メをして、フォルダに入れるだけ。

 

 

 

終わりに

正直、社会にでたら、どの大学だろうが大した問題ではない。

 

社会に貢献するための勉強は一生続く。

 

一生続けられる効率的な勉強スタイルを確立してほしい。

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