合理的なヘアケアで薄毛・育毛対策

薄毛対策の結論は、遺伝と老化には勝てない。

 

はい、終了~。

 

では意味がない。

 

少なくとも、遺伝の影響を緩和し、老化を遅延させる努力はできる。

 

ポイントを一言でまとめると。

 

ポイント

バルジ領域(成長点)にいる幹細胞のDNA損傷を回避せよ! 

 

 

バルジ領域の幹細胞

発毛の指示を出すのは、バルジ領域にいる幹細胞。

 



 

その幹細胞のDNAが損傷をうけると、正常な細胞分裂が阻害される。

 

正常な細胞分裂が阻害され、DNAの損傷で幹細胞が無くなると、発毛令を出す主(幹細胞)がいなくなるので、栄養、睡眠、ホルモン分泌が十分でも髪は生えないと仮説している。

 

一旦薄毛になり始めたら、すでにDNAは損傷されているので回復は難しい。

 

ところで、発毛サイクルの話だが、髪は1ヶ月に約1cm伸びて、発毛サイクルは男性3-5年、女性4-6年と言われている。

 

すると、長髪の最大は、1cmx12ヶ月x6年=72cmになってしまう。それより長い髪を持った方はたくさんいるはず。

 

よって、司令塔が機能している限り、抜けずに伸び続けると考える方が合理的ではないか?

 

 

 

まず、発毛過程を調べてみた。

 

発毛の過程

  1. 信号を受け取る。
  2. 真皮細胞が髪を生やそうとする場所に集まる。
  3. 表皮細胞が落ち込んでくる
  4. 真皮細胞を取り囲む
  5. 集合していた真皮細胞が毛乳頭細胞になる。
  6. バルジ領域の幹細胞が発毛令を毛乳頭細胞に出す。
  7. 毛乳頭細胞が近くの落ち込んできた表皮細胞を毛母細胞に変化させる。
  8. 毛母細胞はケラチンとメラニンを吸収し髪を形作る。

 

どうやら髪は表皮からできているらしい。

 

あなたは毛乳頭細胞に発毛指示を出す「バルジ領域の幹細胞」だと思ってほしい。

 

あなたの部屋は毛乳頭細胞や毛母細胞より少し上を囲むバルジ領域にある。

 

 



補足:イラストでは血管が毛乳頭細胞や毛母細胞にしか届いていないように見えるが、毛細血管が全体に張り巡らされている。毛細血管は全血管の99%を占める。

 

発毛指示を出すあなたという「幹細胞」のDNAをできるだけ損傷させない要素や、それらを増やす要素を仮説していく。

 

 

 

 

化学的(極端なPHを避ける)

酸性度、アルカリ度が強いシャンプ・育毛剤・整髪剤・ブリーチは避ける。

 

バルジ領域の幹細胞を強い酸やアルカリにさらさない。

 

PHが強いほど、短時間の接触でDNAは損傷するだろう。

 

現に、除草剤のPHは強い。

強いPHで雑草の成長点(バルジ領域にいる幹細胞みたいなもの)を破壊し、発草指令を出せなくすると予想。

 

毛穴が詰まるから髪が抜ける?

よく、シャンプーのシリコン剤が毛穴に詰まって毛が抜けると言われる。

 

しかし、強酸や強アルカリの影響の方がはるかに大きいと推測している。

 

塩酸に触れると皮膚はただれ、強アルカリに触れると皮膚が溶けるように、強酸、強アルカリは、幹細胞のDNAを損傷させるに違いない。

 

 

世界1番、薄毛が少ないのはインド人らしい。

 

おそらく、PHが強すぎるシャンプー・育毛剤・整髪剤・ブリーチなどの接触回数が少ないからだろう。

 

そもそも、髪の毛を洗う回数も先進国に比べ少ないと予想している。

 

仮に、毛穴が詰まって抜け毛になるなら、頭を洗わない人は薄毛になるはず。

 

しかし、毛穴が詰まっていても薄毛でない人も多い。

 

現に、マイクロスコープで頭皮を見る映像があるが、毛穴が詰まっていてもコシのある毛が生えているではないか。

 

髪に関する酸素や栄養は頭皮の外からではなく、頭皮の内部の血液から供給される。

 

したがって、バルジ領域の幹細胞に必要なものが届いてさえいれば、毛穴がふさがっていても髪は伸びると考えるのが合理的だろう。

 

もしも、毛穴が詰まって髪が抜けるなら、身体に垢が溜まったら体毛が抜けることになってしまう。

 

むしろ、毛穴がふさがっていた方が、直射日光からの幹細胞のDNAを破壊する悪い影響を緩和するのかもしれない。

 

 

髪を洗わず寝るとハゲやすい?

同様に考えると、髪の毛を洗わず毛穴が詰まった状態で寝ると薄毛になるなら、そういう状態に置かれた人間の髪はみんな薄毛になっていないとおかしい。

 

たとえば、戦争等で何年も捕虜になった時や、貧困で髪を洗えないなど、むしろ、シラミが増える場合が多いのではないか?シラミは髪があるからこそ増えるのではないか?

 

 

 

狩猟民族や昔の人は薄毛?

大昔の狩猟民族はPHの強いシャンプーはしていないだろうし、シャンプの回数も毎日ではないはず。では狩猟民族は薄毛だったのか?

 

平安時代なども洗髪の回数は今より少ないに違いない。だからお香を使った。カルタに登場する男性は薄毛が多いのか?

 

 

 

幹細胞のDNAを損傷しないPH値で

シャンプ・育毛剤・整髪剤・ブリーチをするなと言っているのではない。

 

バルジ領域の幹細胞を損傷しないPHのものを選ぶとよい。

 

では、どのくらいのPHが良いか?

 

目に入っても、極端にしみたり、痛くない程度がよいだろう。

目にPHが中性の水が入ると浸透圧の違いで違和感はあるが、それほど目に刺激はない。

 

仮にPHが強いものを使わざるを得ないなら、幹細胞に接触させない工夫をしよう。

 

余談:現在の雨は昔に比べ酸性度が高いので、できるだけ避ける。

シャンプーの工夫
  1. ぬるま湯で髪の汚れを落とす
  2. 髪に水を含ませておく
  3. シャンプーを手の平で引き伸ばす
  4. 後頭部、側頭部から手を触れる
  5. 髪を洗ったらすぐ洗い流す
  6. お風呂で汗をかく

 

【シャンプーのPH検査】

弱酸性であった。

一番下が酸性度、一つ上がアルカリ性度。その他は水の硬度や塩素である。

 

 

 

栄養的(抗酸化)

髪には栄養が必要と言われる。

 

わかめやひじきなどが髪に良いと言われている。

 

ではそれらを食べれば髪が生えるか?

 

生えない。

 

なぜなら、一旦、バルジ領域の幹細胞のDNAが損傷すると、髪を再生できないから。

 

人間でいえば、消化器が損傷していると栄養価の高い食事をしても吸収できないのと同じこと。

 

発毛の司令塔がいないと、発毛令が出ない。

 

発毛令が出ないと、仮に毛母細胞が存在しても働かないだろう。

 

 

 

栄養不足による抜け毛

しかし、一方で、栄養が足りないから薄毛になるというのは、実際ある。

 

糖質ダイエット(主に炭水化物を抜く)をして短期間で薄毛になった人を見たことはないだろうか?

 

しかし、大半は、正常の食事に戻せば髪の毛が戻る可能性が高い。

 

実際、そういう事例をたくさんみてきた。

 

だとすれば、栄養は大事に見える。

 

が、もっと大事なのは、食事を戻したら髪が戻ったという事実だ。

 

つまり、バルジ領域の幹細胞は一時的な栄養不足では死なないということだ。

 

おそらく、糖質ダイエットで炭水化物等が不足している時は、生命に関わる臓器を優先するために、一時的にバルジ領域の幹細胞の働きが悪くなるのだろう。

 

 

 

栄養が必要なのは誰?

大事なポイントは、栄養は誰にとって必要なのか?である。

 

それは、あなたじゃない。

 

それは、バルジ領域で発毛指令を出す幹細胞である。

 

そして、なぜ栄養が必要かといえば、髪を作る材料の確保もあるが、本質は、酸化による幹細胞のDNA損傷を防ぐためであると推測している。

 

 

ではどんな栄養が幹細胞のDNA損傷を防ぐのか?

 

 

それは、抗酸化作用のある食べ物である。

 

 

抗酸化作用のある食べ物

老化とはすなわち、酸化である。

 

呼吸をするのは酸素が必要だから。

 

しかし、酸素は酸化作用がある。

 

物質が酸化すると機能が低下する。

 

幹細胞のDNA損傷の原因の一つは酸化だろう。

 

そこで、できるだけ体を酸化から守ることが大事になる。

 

幹細胞にとって重要な栄養は次だと言われている。

幹細胞にとって重要な栄養

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、亜鉛

 

これは仮説だが、インド人の薄毛が世界一少ない理由の一つに、カレーのスパイスに抗酸化作用が影響していると予想している。

 

若い時は内臓がしっかり機能している。だから酸化に対する抵抗力も強いはず。

 

カレーのスパイスに使われる、ターメリック、サフラン、ナツメグ等、は内臓、特に、血に関する肝臓を整え、幹細胞のDNA損傷を遅延させるに違いない。

 

ターメリックはブラックペッパーと一緒にとると吸収量が激上がりするようだ。

 

また、しょうがの成分は熱することでジンゲオールに変わるので、スパイスは熱した方が効果が高まると仮説している。ここはまだ研究中である。

 

カプサイシンなど発汗作用のあるスパイスは、特に男性の薄毛の原因であるジヒドロテストステロンの排出を促すのではないかと仮説している。

 

その他のおススメ

クルクミン(ウコン)、赤唐辛子(カプサイシン)、シナモン、カルダモン、有機クローブ、マスタード、ポリフェノール

 

 

 

 

物理的(高温を避ける)

バルジ領域の幹細胞は熱に弱いと推測している。

 

一方、幹細胞は絶対零度近くで保存しても復活するので、寒さには強いはず。

 

現に、永久脱毛は熱で発毛に関する細胞を破壊する。

 

逆に言えば、その細胞を刺激できれば発毛を促せるとも考えられる。永久増毛である。

 

その細胞とは、何度も出てきているバルジ領域にいる幹細胞のことである。

 

余談:雑草は熱湯をかけると生えにくくなるという情報を聞いたことがある。それが本当なら関連性がありそうだ。おそらく、雑草の成長点を破壊するのだろう。

 

ではなぜ芝焼きすると、成長点は死にそうなのに、また生えて来るか?

 

確かに燃焼して黒く見えるが真っ黒ではない。燃焼した部分は、かなり表面部分に見える。

 

おそらく、成長点は土の中にあるので、成長点を破壊するほどの熱はそこまで達していないと考えるのが合理的。そうでなければ春になった時に生えないはずだ。

 

一方、熱湯は、火にくらべ成長点に浸透しやすく、たとえば100度で沸騰している湯を雑草にかけると、成長点に到達するまで70-80度ぐらいになると仮説すると、つじつまが合いそう。

 

 

シャワー温度

脱毛治療は70-80度ぐらいで細胞を死滅させるようだ。

 

したがって、高温のシャワーであるほど、バルジ領域にいる幹細胞を破壊するに違いない。

 

シャワーはぬるま湯がよいだろう。

 

 

水圧は?

水圧はそれほど気にすることはない。

 

シャワー程度の物理的な水圧で仮に髪が抜けても、バルジ領域の幹細胞まで破壊するとは考えにくい。

 

頭皮をポンポン叩くツールもあるが、そういった刺激でバルジ領域の幹細胞まで破壊するとは考えにくい。

 

シャワーヘッドにジェットモードというのがあるが、その強い水圧でもバルジ領域の幹細胞は死滅しないだろう。

 

むしろ、幹細胞が熱に弱いなら、冷やすと活性化するのかもしれない。

 

しもやけ後にその部分が熱く感じるのは、血の循環を良くし細胞を回復させようとしている作用ではないだろうか。

 

イボができると液体窒素で焼いて殺すが、その後皮膚が再生するということは、皮膚を再生させる細胞は、液体窒素のような温度ですら死滅しないと推測している。

 

不妊治療や膝の半月板の培養でも、幹細胞が絶対零度近くで保存されているが、それでも細胞は復活することを考えると冷たいシャワーを風呂の最後に頭皮に浴びせかけるのは有効ではないかと考える。

 

細胞が一時的に酸欠や栄養不足になると、そこへの血管が増殖する。冷水は血管を収縮させるので、一時的な酸欠状態を作り出しているのではないかと仮説している。

 

 

ドライヤーの熱風

ドライヤーの熱にも注意が必要。ドライヤーの吹き出し口の温風は100-120度らしい。

 

頭皮の近くでドライヤーを当てないことだ。その1秒が命取りになる。

 

やけどの傷は残りやすい。つまり、皮膚を再生させる細胞が死んでいる可能性が高い。

 

つまり、バルジ領域の幹細胞が永久的に死ぬ可能性が高い。

 

だから、高度のやけどで皮膚が機能しない時には、皮膚移植などが行われる。

 

 

 

 

日光

熱との関係で日照時間も注意したい。

 

太陽を長時間浴びると高温になる。

 

特に髪の毛は、黒いので、高温になりやすい。

 

「炎天下 サーモグラフィー」でグーグルの画像検索をしてみよう。

 

頭で高温になっている場所は、剥げやすい部分と一致している!

 

 

 

日照時間データと薄毛率

日照時間と薄毛率に相関関係があるかもしれない。

 

世界一の日照時間の地域はアメリカで3800時間。日本は2000時間。

 

日本の日照時間地域別ランキングと県別の薄毛率のデータが欲しいところだ。

 

 

ちなみに、インドは2700時間弱。日本より日照時間が多いのに薄毛が少ないなら、食事にヒントがあると仮説している。

 

 

 

なぜ頭は冷え性にならない?

足は心臓より下なので血は流れやすそうだ。しかし、足は冷え性になる。

 

一方、頭は重力に逆らって血を届けないければいけない。

しかし、頭が冷え性になるとは聞かない。

 

何もしなくても頭には必ず血流は届いているのではないだろうか?

 

そもそも、頭に血がいかないとフラフラするはずだ。

 

普段、貧血やめまいがないのは、血流は頭に常時届いていると考えるのが合理的だ。

 

危ないのは、高血圧より低血圧だと言われている。脳に血が回らなければ倒れて動けない。

 

煙やガスをすって一瞬で気を失うことを考えると、脳には常時、酸素が届けられている。

 

そして、その酸素は血液が届ける。

 

逆に、酸素が常時届いているということは、酸化が常時続いているともいえる。

 

心臓も脳も血流が多い。

 

死ぬとは、脳と心臓が止まる時。

 

一番血流が流れ、一番酸化され続けている臓器ではないのか。

 

したがって脳に近いバルジ領域の幹細胞も、他の細胞より酸化される量が多いのではないか?

 

余談:キリンの血圧は260mmHgらしい。

 

 

脳は冷却が基本

脳が機能するには冷却が必要。コンピューターと同じだ。

 

頭が熱いとぼーっとする。

 

なぜ頭には髪があり、髪の色は黒いのか?

 

頭に髪がある理由は、衝撃からの保護と温度調整だろう。

 

色が黒いのは、太陽からの熱を効率的に吸収することで、あえて汗を促し、汗の冷却作用で脳を冷やしているのではないか?

 

頭から湯気が出ている映像を見たことはないだろうか?

 

それほど頭には発汗作用が強いのではないか?

 

エクリン汗腺は汗を排出させる組織だが、体温調整代謝産物の排出の役割がある。

 

頭皮にはエクリン汗腺が特に多いのだろうか。

 

 

 

被ばくの影響

太陽光は微量の放射能を出す。

 

放射能は少しずつDNAを損傷させるのではないか。

 

日本人の自然放射線からの平均被ばく量は2.1ミリシーベルト。

 

胸部レントゲン42回程度である。

 

42回x50年=2100回

 

さすがに50年も生きていると、幹細胞のDNAもだいぶん損傷するのではないか。 

 

 

 

毛の目的から考える

毛には、生える目的がある。

 

 

頭髪、まゆげ、まつげ、鼻毛、脇、股。

それらに共通する目的は保護である。

 

頭髪は脳を直射日光や衝撃から脳を守っていると考える。

 

したがって、まったく日光を浴びないのも、刺激を与えないのも、毛が伸びるための動機が無くなる。

 

日に10分程度は日光浴をする方が、むしろ体全体としては良いと考える。

 

 

 

 

精神的(老廃物蓄積 ホルモンバランス)

ストレス対処(睡眠)

ストレスで毛が抜ける話はよく聞く。

 

ストレスで脱力状態になっているバルジ領域の幹細胞がイメージされる。

 

嫌なことがあっても、すぐに気分転換できれば良いが、寝床まで引きずる性格は、幹細胞に良くない。

 

睡眠不足になると、ホルモン分泌が低下し、細胞組織の修復が遅れそうだ。

 

幹細胞の細胞分裂の回数も弱まるかもしれない。

 

また細胞分裂する時間も足りないかもしれない。

 

睡眠不足が続いた時、抜け毛が増えた経験はないだろうか?

 

睡眠時間を戻したら、髪が戻った実例もたくさん見てきた。

 

この場合もやはり、バルジ領域の幹細胞がまだ生きているからこそ、修復できると考えるのが合理的だろう。

 

つまり睡眠不足ではバルジ領域の幹細胞はDNAは破損されない。

 

現にショートスリーパーで薄毛でない方も多い。

 

 

 

 

機能的(毛細血管から栄養を届ける)

人が栄養失調で死ぬように、バルジ領域の幹細胞も、栄養が足りないと死ぬ。

 

そこで、バルジ領域の幹細胞に必要な栄養を届ける補助方法を紹介したい。

 

まず前提として、頭に冷え性を感じないことから、通常、血流は脳に行っていると考えられる。

 

そして、大事なのは、脳まで届いた血をいかにバルジ領域の幹細胞まで届けるかである。

 

 

有酸素運動

バルジ領域の幹細胞への栄養補給は血管が行う。

 

したがって、まずは血流をよくすることが大事。

 

血流が減るのは老化が原因というより、筋肉低下と考える方が合理的だろう。

 

高齢者のボディービルダーがいるように、筋力の衰えは老化が原因とはいえない。

 

単に、必要な運動不足と捉えるのが合理的である。

 

ただし、年齢と共にタンパク質合成がうまくいかないので、筋肉は付きにくいかもしれない。しかし、努力すれば、筋肉は裏切らない。

 

だから、歳をとっても筋肉さえ維持すれば血流が良い状態を保持できるはず。

 

筋肉を鍛えると増加した分の筋肉を維持するために血管が太くなる。

 

結果、より多くの栄養がバルジ領域の幹細胞に届けられると考える。

 

補足:年齢と共に筋肉は付きにくくなるのでプロテインを補給するとよい。

 

細胞が修復できないほど過剰な運動は、バルジ領域の幹細胞のDNAを損傷させやすいだろう。

 

 

 

目見開きマッサージ

身体でしわになっている部分は、良く動かす部分だ。たとえば、目じわ、首のしわ、脇、手相、関節を曲げる箇所。

 

そして、頭部の薄毛になりやすい部分は、しわがない。つまり、動きが少ない箇所といえる。

 

薄毛になりやすい部分は帽状腱膜で覆われている。筋肉ほど動きに柔軟性はない。

 

そして、腱膜は筋肉がある場所より血流が少なそうだ。

 

ただし、動きがわるく、血流が少ないと言えども帽状腱膜には髪が生えているので、バルジ領域の幹細胞には栄養が届いているはず。

 

ただ、髪が残りやすいのは、血流が多い側頭筋、後頭筋であることも事実。

 

ここの筋力を強化することで帽状腱膜にも栄養が届きやすくなると仮説した。

 

そこで側頭筋や後頭筋を強化するマッサージ法をご紹介したい。

 

薄毛率が世界一低いインドのヨガでは、目を見開らく健康法がある。

 

それを応用してみよう。

 

 

 

帽状腱膜

  1. 手のひらで頭のてっぺんを軽く押さえた状態で、目の見開きを繰り返す。
  2. 手のひら分前方に移動して、目の見開きを繰り返す。
  3. 頭のてっぺんからてのひらぶん後方に移動して目の見開きを繰り返す。

 

目の見開きとは

眉毛を上下に引き伸ばす感じ。

補足:指で頭皮をマッサージするのではなく、側頭筋、後頭筋を鍛えるために目の見開きをやっている。

 

2の時、生え際の少し帽状腱膜側を手で押さえながら目を見開くと、腱膜が想像と違って下に伸びていることを感じないだろうか?そして目を閉じる時(眉毛を下に伸ばす時)に逆に後方側に腱膜が伸びている感覚がする。

力の入れ具合

手を押さえる力は、目の見開きをした時に、頭皮に動きを感じる程度でよい。指先と親指の付けの筋肉は、少し頭皮をつかむ感じで。

考察:なぜ頭蓋骨の頭頂部には、頭頂筋なる筋肉がなく、帽状腱膜なのか?

 

筋肉は、動作が必要な所にある。つまり、頭頂部は動作に関係ないから筋肉は不要なのだ。

 

仮に頭頂部に筋肉があり自由に伸縮できたら、極端な表情になりすぎて不気味になるはずだ。

 

 

 

前頭筋

  1. おでこに手のひらを軽く押さえ、頭頂側に伸ばした状態で目の見開きを繰り返す。
  2. 親指以外の指を生え際の少し下を軽く押さえ、ゆっくり上下に伸ばしながら目の見開きと合わせる。ストレッチする感じでゆっくりと筋肉を伸ばす。

1は眉毛を下ろす時に意識を向けるとよい。

 



 

 

側頭筋

  1. 手のひらで側頭筋を押さえた状態で、目の見開きを繰り返す。
  2. 耳をつまんで気持ち良い程度で、上横下に引っ張る
  3. よく咀嚼する

 

補足:咀嚼している時に頭皮を触ってみよう。頭皮に動きを感じるはずだ。

横向きで寝ている時に目を見開いてみよう。側頭筋が枕に接触しているので、側頭筋の動きがよくわかる。つまり、強化具合が確認できる。

 

 

後頭筋

  1. 両手の親指で後頭筋を指圧
  2. 舌を上あごに強めに押し付けた状態で、首の上下を繰り返す。

補足:2をやると、舌と後頭筋が連動していることがわかるだろう

 

頭皮マッサージをやると頭がスッキリし、うっすら汗がでるかもしれない。その汗はジヒドロテストステロンのような抜け毛の原因となるホルモンを排出していると仮説している。

 

 

 

 

首の筋肉強化

  1. 仰向けで寝る。首だけ持ち上げを繰り返す。(首が凝るまで)
  2. うつ伏せになる。首だけを持ち上げる。(首が凝るまで)
  3. 首にぐっと力を入れるのを繰り返す。

1-3は筋肉に負担が感じるまでやる。

動作はゆっくり行う。

 

初めのうちは、次の日に筋肉痛になるはず。

首筋の凝りも取れてスッキリするはず。

 

首を上下にできない方は相当疲労が溜まっているので注意が必要。信頼できる整体師にまずは治してもらうとよい。

 

 

 

横の首筋の凝りをとる

  1. 手のひらを後頭部につけ前方に押す。
  2. 上げた手の反対方向を向く。(イラストは正面を向いているが横を向く。)
  3. 首は後方に押す。

 

すると首筋が伸びて気持ち良く感じるはず。ゆっくりとやる。

 

 

 

 

 

前の首筋の凝りをとる

  1. 手を鎖骨につけて下に伸ばす。頭は後ろに伸ばす。
  2. 手を斜め下と頭をその延長線上の斜め上に。

 

 

 

 

動かない頭皮をマッサージ

頭皮を触りながら目を見開いた時、まったく動いてない部分は、指のはら部分でやさしくゆっくりマッサージするとよい。特に頭頂からつむじあたりか。

 

 

 

その他補足運動

手を振る

立った状態で、手を前後にふるだけ。

脇のリンパを流すことを意識する。

 

肩上げ

両肩を持ち上げ、後頭筋と圧縮した状態を一定時間保持。

数回繰り返す。



 

顔ヨガ

顔ヨガで検索して、いろいろやってみるとよい。



 

基本マッサージ

側頭筋、後頭筋を鍛える。

手を使わずに耳を動かす。

 

 

 

帽状腱膜を鍛える

まゆげを上げながら、目は閉じ方向に伸ばす。

 

 

歌舞伎役者で薄毛が少ないのは、顔面の筋肉をよく訓練し、頭皮への血流が促進されているからではないか。

 

 

 

細胞的

幹細胞を増やす

血管が伸びる目的

血管は栄養と酸素を届ける。そこに届けるべき対象があるから、血管は伸びる。

 

だから、バルジ領域の幹細胞が減れば、そこに伸びていく血管の動機が減る。

 

だから、毛細血管を増やそうと思ったら、バルジ領域の幹細胞を増やしたり、死滅させないことが大事になる。

 

 

それらを増やす方法はないのか?

 

 

幹細胞の培養

一つ思い浮かぶのが、幹細胞の培養に使われている条件や技術である。

 

例えば、培養液はできるだけ中性になるように作られているらしい。

 

その液が酸性に傾くと、多くなりすぎて、その細胞たちの代謝物が増えるらしい。すると、仮に代謝物が抜け毛の原因であるジヒドロテストステロンならば、それらをできるだけ作らないような体のPH管理が必要か。

 

しかし、体のPHは変わるものなのか?

 

培養するシャーレのインキュベーターは、温度37度、湿度95%らしい。こういった環境で、細胞分裂しやすいのか。

 

培養液の栄養は、塩・アミノ酸・糖(グルコース)・ビタミン。

 

これらは研究課題である。仮説ができたら更新する予定だ。

 

また、以下も今後の研究課題である。

  1. VEGF(発毛促進因子)
  2. 抗がん剤で髪が抜け落ちる仕組み

 

VEGFによってバルジ領域の幹細胞の膜にある穴が開閉し、酸素や栄養の取り込み量を調整する。なぜVEGFが分泌されるか?それは、なぜ頭に髪が必要か?に言い換えられる。

 

 

 

 

なぜ頭に髪が必要か

脳の冷却

脳がオーバーヒートしては使えない。

よって、髪を増やすことで発汗による冷却機能を高めている。

 

 

頭(脳)を衝撃から守る

物が頭にぶつかって脳の損傷リスクを減らすための衝撃の緩衝として。

 

したがって、マッサージの力は衝撃として弱いが、衝撃的なものと解釈すれば、バルジ領域の幹細胞がVEGFを出す動機付けになる。

 

 

放射能から守る

バルジ領域の幹細胞への直射日光からの放射能の暴露を髪が防ぐイメージ。

だから、少しの日光浴はVEGFを出す動機になる。

 

 

 

 

医療的

一旦バルジ領域の幹細胞のDNAが破損すれば修復は難しい。

 

バルジ領域の幹細胞が細胞分裂しないなら、補充するしかない。

 

 

炭酸ガスで幹細胞を注入する幹細胞培養上清注入療法(MESOJET)という技術があるようだが、効果はわからない。

 

幹細胞はまだまだ研究の途上段階。

 

幹細胞のDNAを修復させる安価な医薬ツールや薬等の誕生を期待したい。

注意:幹細胞をうたった育毛剤等は、あやしいものが多いので要注意。特に評価が異様に高いものは、ステマや詐欺の可能性が高いと考えた方が無難だろう。

 

 

 

ホルモンについて

ホルモンは気にしなくてよい。

理由は3つ。

 

  1. ホルモン量が少ない幼児でも立派な髪がある。
  2. 発毛に関係するといわれるテストステロン。女性は男性の5-10%しかないのに髪がある。
  3. 抜け毛に影響を与えるテストステロンの変容物は汗で排出する。排出しきれない量の変容物は遺伝的要因が大きい。

 

 

テストステロンの変容物であるジヒドロテストステロンが悪いというなら、テストステロン量が減っていくと共に抜け毛も減らなければつじつまが合わない。

 

しかし老化と共に抜け毛は増えるのではないか?

 

下記はテストステロンの分泌量。

 

そもそも、ホルモン量はどのくらい出ているのか目で見えない。

 

しかも、ホルモン量は遺伝的要素も強いので努力で何とかできるものではない。

 

できることといえば、発汗する機会を増やし、抜け毛に関与するジヒドロテストステロンを体外から排出することだ。

 

 

 

 

まとめ

薄毛対策で信頼の高い医療は薬はまだ一般的に普及していない。

 

仮に、安価で普及しているなら、薄毛の方をほぼ街中でみないはずだ。

 

36~38歳ぐらいから薄毛が気になり始めるそうだ。

 

薄毛が気になった時では手遅れ。老化は28歳ごろから感じるはず。

 

白髪や目の周りの小じわなど。

 

だから社会人となったあたりぐらいにはヘアケアを意識すると良いだろう。

 

くれぐれも本内容は通説の逆が多いので、実行は自己責任でお願いしたい。

 

情報がお役に立てたなら幸いだ。

 

アフィリエイトや企業の売上やマーケティングにまったく関与していないので、中立の立場から好き勝手なことを書いている。

 

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