新しいことへのチャレンジは刺激的だ。しかし、毎日それができるとも限らない。
実際、日常生活のほとんどが、繰り返しだ。つまり、ローテーションだ。
だから、定点観測の中で、変化を捉える力を鍛えた方が、賢いと言える。常に現場はそこにあるからだ。新しいものは自ら作り出すので、どうしても一手間かかってしまう。お金もかかる。
もちろん、予算の許す限りで新しいモノに触れることは大事だ。
しかし、いつも見ている変わらぬモノの中にも、変化を見出す力を得られた時には、さらに、奥深い刺激を得られることになる。
それを実行しているのが、ファッションデザイナーの菊池武夫だ
彼の服は好きだ。彼は、小さな変化を日常生活レベルで誰よりも捉えようとする。
そして、それが服作りにも生かされている。
一件すると変わらない日常生活の中、一つでもよい。
「みて、きづく」力を増やしていこう。
人のちょっとした変化に気付いてあげられる力は、尊い。
ミルキヅク