死の恐怖におびえる人は多い。
しかし、よく考えてほしい。
通常の寿命で命が尽きることすら
恐れて、それを遅らせるよう努力は、
宿便と同じだ。
次の人間がなかなか出て来れない。
この、死を遅らせている状態を、
「生命の便秘」という。
自分一人を「個」として見ると、
たしかに、死は恐ろしい。
しかし、生命は循環する。
あなたが、死なないと、
次がでてこれない。
会社でも同じだ。
あなたが居座ると、
次の者の出番がやって来ない。
いさぎよく、時が来たら、自ら、席を譲るべきだ。
本当に大雑把だが、
１秒で地球に2.2人生まれ、2人が死んで行く。
人間界でも、循環は起こっている。
「死」など、全体から見れば恐れるに足らない。
だから、
一期一会を大切にし、
理念の中で生きてい欲しいと思う。
ミルキヅク
