GDPは、日本国を人体で例えた時の血液のことだ。
この血液が体の大きさに応じて、
綺麗に循環していれば、経済は機能する。
この血液のここ10年の増加率は1%弱だ。
「付加価値」を生み
「分配」を受け
「消費」する。
このGDPの3ジャンルの均衡の事を
「三面等価」と呼ぶ。
付加価値を生んでないのに
分配が増えることを
インフレと呼ぶ。
付加価値を生んだのに、
分配が増えないことを
デフレと呼ぶ。
付加価値を生んで、
消費されなかったモノは
脂肪として蓄えられる。
脂肪があり過ぎても
なさ過ぎても体によくない。
健康的な体脂肪率ぐらいが
丁度いいだろう。
15%前後ぐらいか。
どれだけ付加価値がある商材を作っても、
消費能力がなければ購入されない。
購入されてはじめて
付加価値が生じる。
つまり、粗利益(GDP)が発生する。
GDPという血液は、
一時的に頑張る企業、また、
強く人が求めるニーズがある分野に流れる。
トータルの血液量は、それほど変わらない。
現在は480兆。
平均1%弱の成長率。
つまり、血は、1%程度にしか増えない。
すなわち、
分配も、平均1%/年以上を越える企業は
優良企業ということだ。
例えば、400万の年収が404万になっていれば
普通ということだ。
社長は、GDPの動き、
つまり、日本全体を流れる
お金の流れを可視化してほしい。
粗利益発生源の
付加価値とは、
つまり、「顧客が欲するものを提供する」ことだ。
GDPなんて、私には関係ない…
とは、言えない。
一人一人が、顧客の役に立つものを作る
付加価値活動の集積がGDPである。
ミルキヅク