大きな目標を掲げたが、前に進まず苦悩しているあなたの力になれたら幸いだ。
少し肩の力を抜いて一読願いたい。
目標達成の秘訣
目標が達成されるコツは、ありきたりだが、「達成するまでやり続けることだ」
なんだ、またか。と思われるかもしれないが、それしかないのだ。
なぜなら、我々の多くが、特殊能力を持っていない。
ということは、後は「やり続ける」という選択肢しかないのだ。
成功者を観察すると、それしかないのだ。
そのやり続ける中で特殊能力が身につくことがあるが、それは副産物にすぎない。
世間で言われる「強み」とは
戦略、戦術は確かに目標達成には大事だが、「あきらめない魂」が最強の強みである。
英語が得意とか、会計が得意は本当の「強み」ではない。
昔、テレビ番組で「我慢比べ」がやっていたが、目標を持ってやり続けることと、我慢比べは、少し似ている。
あきらめなさの我慢比べだ。
しかし、少しニュアンスが違うところは、「忍耐力があるから、あきらめない」のではない。
忍耐力に関係なく、立てた目標に対してやり続けることが当たり前になっている状態だということだ。
「あいつは大したことない」と周りが油断しているその隙に、着々と力を付けて行く。
どうすれば目標が達成されるか四六時中考える。
ある時、名案が思い浮かび実行に移す。
思ったよりうまく行く場合、想定外に失敗する場合がある。
失敗して落ち込んでも、再び立ち上がって、やり続ける。
忍耐力や根性でやるのではない。それが当たり前だからやるのだ。やり続けるのだ。
総スカンや大批判を喰らうほど手ごたえがある
おおよそ、常識を覆すような目標を掲げている人は、総スカンをくらったり、批判が多発する場合が多い。
見たことも、聞いたこともないし、それがもしも実現すると、既得損益で生きている人の恐怖を煽るからだ。
だから、目標が自然の摂理に合致し、結果、万物の利益になるならば、粘り強く続けると良い。周りの反対が多いほどチャンスだと思ってほしい。
衝突ができるだけ起きないように、対立する人にとってもプラスであることを粘り強く説得することが大事だ。
わかりやすく明瞭に見えているビジョンを見せる・伝える
自分が誰よりも悩んで研究に没頭した場合、未来のビジョンが本人には明瞭に見えている。しかし、大半の人には意味不明だ。だから、自分が見えているビジョンを視覚化して、わかりやすく伝えることが大事だ。
情報提供をし、時間がある程度たつと、思考が熟成される。そして、初めて聞いた情報も馴染んできて、徐々に消化でき、理解され、そして同意に繋がる。
反発に合いながらも、公正な目標に対する共感や理解を得るまで5年ぐらいの長いスパンを見た方がよいだろう。理解には時間がかかるのだ。
あきらめない情熱はどこから発生するか?
ではこの「やり続ける情熱」はどこから発生するかと言えば、「命」との向き合い方だ。
我々は、何となく生きているのではない。
身体や心に強い「痛み」を感じた時には、「命」というものは、認識されやすい。
自分が当たり前にできていたことは、「命」のおかげだと改めて認識する。
日本刀は10回~20回程度折り曲げられて強くなるが、人類はその誕生から23万回強、遺伝子が折り曲げられ今の我々が存在している。
人工知能がすごいと言えども、まだまだ人間の神秘には敵わない。
人間は食物連鎖のトップに位置する。他の全ての命をいただいて、この身体が生かされている。
このすべての生命の犠牲の元に成り立っている「命」をどう使うか。
「命」を使う根本原理
ミルキヅクの理念実現書セミナーで、一番最初に説明するのが、この「命」を使う根本原理だ。次の4つがキーワードだ。
命を使う対象物
- 自然に涙がでること(世のため人のため)
- 心と技術の進化
- 相互尊重
- 各自の役割分担を果たす
ミルキヅクも、日々それに従い生きている。
みなさんの周りで、充実した人生を歩んでいる人を観察していほしい。
ほぼ100%上記4つのどれかを備えている。
あきらない情熱は、命の認識と、その認識から生まれる理念によって点火され続ける。
ミルキヅク