【最終更新日2017年4月14日】
「モテたい」という願望がある。
好きな人が見つかると、感情が抑えきれず、告白をして自爆するケースも多い。
そして、どうしたらモテるだろうかと悩む。
営業マンの「売りたい」という願望はこれに近い。
いい顧客を見つけると、売りたい気持ちが抑えきれず、一方的な営業トークで自爆するケースが多い。
そして、どうしたら、売れるだろうかと、悩む。
相手の心をぐっと掴むシンプルな方法
答えは、シンプルだ。
「相手の心を代弁する」
しかし、これがなかなかできない。
ちまたのDMを読んでも、企業目線の一方的なアピールが多すぎる。
心にまったく響かない。
告白される側の気持ちとは、こういうものだと理解できる。
DMの失敗と同様、告白下手な人も98%以上と推測している。
くどき上手は2%ぐらいだろうか。
つまり、売り方が下手なことが容易に推測できる。
だから、営業に関するセミナーや本が売れる。
相手の心を代弁する作戦とは?
では、いったい、どうすれば相手の心を掴まえられるか?
例えば、告白シーンならば、相手に自分の気持ちを告白することではなく、相手の興味あることを聞き出して、「情報提供」することだ。
「情報提供」という行為自体が、間接的な告白になっているのだ。
すると相手は、あなたに興味を持ちはじめる場合が多い。
営業の販売シーンならば、一方的に自社の製品の良さをアピールすることではなく、相手のお困り事をヒアリングしたり、想像し、相手が思っていることを代弁することだ。
つまり、営業マンの典型的なフレーズである、「何かお困り事ございませんか?」ではなく、
「xxの事で困っていませんか?」だ。
困ってもいないのに、いきなり、自社の製品をアピールし出すから、多くの営業マンは煙たがられるのだ。一方的な告白で自滅する者と同じだ。
仮に、質問が相手の真意をズバリついていると、
「きみ、よくわかっているね!」となり、話が次に進む。
コーディネーターになる
相手の困り事が自社の製品で解決できない場合は、ベストな商品サービスを紹介すると良い。
これは、「お見合い」作戦だ。
この場合、あなたは優秀な仲人役に徹する。
お見合いが成功すると、あなたに借りができる。恩に感じるだろう。
この恩は、後々、因果の法則で返ってくる。
それぞれの鍵と、それに適合する鍵穴を探してあげることだ。
「君こそ、本当の営業マンだ。ありがとう」と言われるようになるだろう。
恋愛で言えば幹事
恋愛でいえば、幹事的なポジションだ。
つまり、好きな人に告白することではなく、好きな人の好きな人を紹介するという間接的告白だ。
結果としては、そちらの方がうまくいく確率が高い。
好きな人以上の人を紹介してもらったり、恋愛相談する内にあなたのことが好きになってしまうことは多々ある。
ミルキヅク